のらうめ

梅の実

梅の実の病気は、人には害がないので心配しなくても大丈夫。

梅の実の病気はいろいろある。市場に出荷されているものは、傷んでいなければ基本的には安心して加工し食べられるので、少々の傷があってもとくに心配しなくて大丈夫です。梅の実の病気は菌や虫が主な原因。けれども人が口にしたとしても害が出るものではないのです。
梅の実

青梅の毒って大丈夫なの?具体的にどんなもので何処にある?

青梅の毒はアミグダリンというもの。未熟期の梅の実に多く、特に種には高濃度が含まれているため、生で口にしてはいけない。しかしこれは果実が成熟するとともに減少する。青梅の毒は、加工することで徐々に分解されて無毒化してくため、安心して食べることができる。
梅の実

生梅って食べないの?木になる果実なのに加工するその理由。

生梅を食べるのは一般的ではない。しかし木に成る果実なのに加工する前提で用いられるのは何故なのか。それには理由があり、昔から毒性を持つといわれるために他ならない。生梅は食べられるというのは本当で、熟したものは甘酸っぱく、おいしくいただける果物ようだ。
梅の実

梅の旬は地域により前後する。地元の状況を把握しておこう。

梅の旬は基本的に5月中旬から6月下旬頃といわれるが、これは地域によって前後する。北海道から沖縄までは南北に長く、両者には約一月半から二ヶ月くらいのずれが生じる。梅の旬は一年に一度きり。品種によっても違うので、地元の状況を把握しておくといいでしょう。
梅の花

梅や桃、桜の見分け方は、花の形や葉・幹などで区別できる。

梅・桃・桜の見分け方は随所にある。蕾のつき方、花が開けばその形。葉が出る時期も違えば、形状も少々異なるもの。あとは木の幹の肌質がゴツゴツしてたり模様があったり。梅と桃は似ているが桜の見分け方は容易い。そして咲く順番までわかれば、たいてい区別できる。
梅の花

こぼれ梅というのは、みりん製造の副産物で、搾り粕のこと。

こぼれ梅とは、その見た目から由来する名前であるが、ウメそのものとは何の関わりもないもの。この名を付けた古人の想像力とネーミングセンスは、なんと粋なものかと驚く。こぼれ梅は、この呼び名の雅さからは想像がつきにくい、なんとも素朴な、みりん粕なのである。
梅の花

ロウバイは梅と混同されがちだが、別物の植物なので要注意!

ロウバイと梅とは、花が似ているように見えるため、よく同種だと思われることも多いだろう。しかし実際のところ別の種類の植物である。花は混同しても問題ないが実は危険。ロウバイと梅とで、外見で明らかに違う部分。それが偽果と果実であり、注意すべきは種子の毒。
梅の花

梅は咲いたか桜はまだかいな。これは古い曲で替歌も多い唄。

梅は咲いたか、というのは江戸時代から明治初期にかけて度々流行した俗謡。そののちにも歌い継がれて現代まで廃れることなく続いてきた。そんな中、替歌や派生の曲も多い。梅は咲いたか桜はまだかいな。表面的にはただ春を待ち望む唄のようだが、元は違う意味もあり。
梅の花

うめぼしのうた、という一つの詩から複数の曲が生まれていた

うめぼしのうた、という詩はおよそ100年前、小学校の国語の教科書に掲載されていたものである。これに好みの節をつけて口ずさみ愛されてきた。現在では複数の歌がある。うめぼしのうたは、いろいろな目的に合わせて曲が付けられたが、それぞれ親しみやすく特徴的。
梅の花

ゴッホは梅を模写。浮世絵を通して日本へ憧れを抱いていた。

ゴッホが模写した梅の木、これは広重の手による浮世絵である。当時の西洋美術の常識からは考えられない描き方で、国が違えば考え方も異なりモノの見方も変わるというもの。ゴッホが描いた梅には枠が付け加えられており、それは日本への憧れを示すものであったという。