本サイトは広告を利用しています。

梅干しを食べると歯が痛いのは何故か?その原因はおもに2つ

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

梅干しを食べたとき、
歯に痛みが走ることがあります。

・歯に染みる
・歯が痛い

この感じ方は症状によっても違うでしょう。

しかし梅干しを食べたいときに
歯が痛くて食べられない…

というのはやはりつらいものですよね。

じつは私にもそんな経験があります。

痛い、染みる、どちらもね。

今回はその経験も踏まえて
梅干しを食べて歯が痛くなるのは何故なのか?

これについて書いていくことにします。

けっこうしつこく調べてみると、
おもな原因は2つ考えられるようですよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

梅干しで歯が痛い!その原因と痛みの違い

梅干しを食べて歯が痛くなる。

このおもな原因は、次の2つ。

【痛みが起きる原因】
・酸性食品の摂りすぎ
・口の中の金属によって起きる電流

前者は「酸蝕歯(さんしょくし)」
後者は「ガルバニー電流」
と言います。

なんじゃそれ?ですよね~。

この2つに相関関係はないようなので、
それぞれの原因によって、
それぞれ歯が痛くなる。

そして原因が違えば、痛み方も違うようです。

この痛みの違いについては個人的な意見なの
ですが、次のような感じだと思います。

【痛みの違い】

酸蝕歯による痛みは、虫歯や知覚過敏と同じく
キューッと染みる感じ。

これに対して、

ガルバニー電流による痛みはとても嫌な感じ。

梅干しが歯に触れた途端に痛みが走り、
しばらく痛みが続きます。

例えるなら、アルミホイルを噛んでしまった
ときのような感覚で、痛みはもっと強いもの。

そしてそれはしばらく続き、梅干しどころか
他のなにを噛もうとしても痛みが走る。

特に表面の硬いものなどは
痛くて全く噛めなくなるのです。

食品の表面に当たるだけで痛い。
ナッツとか柿ピーもダメ、つらいですよ~。

この痛みは知覚過敏のものとは全く違うもの。

あまり思い出したくもない、
とてもイヤな痛みなのです…^^;

 

では気を取り直して、次から
一つずつ詳しく説明していきま~す。

酸性の食品の摂りすぎ

まずは梅干しを食べて歯が痛くなる
原因の一つ、酸蝕歯について。

酸性の食品で酸蝕歯になる?

酸蝕歯というのは、酸性の食べ物を
摂りすぎることによって起こります。

酸性の食べ物を摂り続けていると、
歯の表面で歯を守っているエナメル質が
一時的に柔らかくなってしまう。

このときに硬いものを食べたり、
歯を磨くなどして刺激を与えることをして
しまうと、エナメル質が削られてしまいます。

そしてエナメル質がなくなってしまうと、
歯の内側の象牙質がむき出しになってしまう
ため、食べたものが染みやすくなってしまう
のです。

冷たいものや、酸性質のものが歯に染みたり
するのはこのため。

酸蝕歯によって、知覚過敏になるわけです。

この知覚過敏の状態だともちろん、
梅干しも染みることでしょう。

酸蝕歯の原因の一つに梅干し?

また逆に、梅干しの場合は酸が強いため、
この酸蝕歯の原因の一つになりえます。

【歯によくない酸性の食品】
梅干しをはじめ、
レモン、オレンジなどの柑橘類、
林檎や桃、炭酸飲料、酢、アルコールなど

つまり酸味を感じるものを食べるときには
要注意ということですね。

では酸性の食品はよくないのか?
というと、それはまた別の話。
酸性の食品でも体にいいものは沢山あります。

ここではあくまでも、口の中の環境として。

酸っぱいものなど、酸性の食品を長い間
口に入れていることが多かったり、
それを毎日やっていたりすると
よくないよ~ということ。

生活習慣で知らずしらずのうちに、
酸蝕歯が進行していく…

と思うと、こわいですよね^^;

 

ちなみにもうひとつ。

梅干しはアルカリ性の食品といわれています。
しかし梅干し自体は、酸性です。

これは体内に入ると酸が分解されて
なくなるため。

いろいろややこしいですね。

歯を酸に侵食されないためには

酸蝕歯になりたくなーい。
もしくは、これ以上ひどくなりたくなーい。

そりゃあ…誰もなりたくはないですよね。

酸蝕歯を予防するためには、
酸が口の中に残っている状態をなるべく
避けることが大事だということです。

酸性の食品を口の中に貯めないこと。
長時間だらだら飲食しないこと。

食べた後は口をすすぐなどし、
口の中に残さないこと。

歯磨きは食後30分以上経ってからにすること。
寝る前に酸性の飲料を飲まないこと。

などなど、いろいろと気をつけないと
いけないことがあるようです。

調べながらいろいろと知っていくうちに…
身に覚えがありすぎて落ち込みますよ…(-_-;)

スポンサーリンク

口の中の金属によって起きる電流

つぎは、冒頭でも書きましたが、
梅干しを食べたときに、とてもイヤな痛みが
走ることの正体について。

これは口の中に電流が流れるのが原因で、
「ガルバニー電流」というもの。

あまり聞き慣れない現象ですよね。

ガルバニー電流というもの

うっかりアルミホイルを噛んじゃった…
という経験はないでしょうか。

あれ、なんとも嫌な感じですよね。

アルミホイルを噛むことで、口の中で電流が
流れて、イィィー(>_<)ってなります。

とてもイヤな感覚ですが、これと似ています。

ガルバニー電流とは、
違う種類の金属同士が触れることによって
電流が発生する現象のこと。

歯の詰め物に違う種類の金属が使われている
と、電流が発生することがあるのです。

これじつは、口の中では金属が一種類使われて
いるだけでも、唾液を通してガルバニー電流が
発生するのだそうです。

ガルバニー電流の影響

電流の強さ自体は弱いようですが、
これが原因で身体にさまざまな影響が出る
とも云われています。

【口腔内の金属が引き起こす症状】
金属アレルギーやアトピー、耳鳴り、めまい、
不眠、頭痛、肩こり、腰痛、免疫疾患
などなど。

けっこう身体への影響が幅広くあるようです。

なぜなら、体の神経伝達は電気信号によるもの
だと聞いたことがあるでしょう。

ならば、口の中に電流が発生してしまうと、
何かしら害になったり神経伝達が阻害されたり
するのは当然のことのように感じます。

ガルバニー電流を解消したい

まずこの現象と痛みを解消しようと思えば、
原因となる金属を外すのがよさそうです。

一番いいのは、歯の金属をセラミックなどの
電流を流さない物質に変えてもらうこと。

そして身体に他の症状があるようなら、
それらの治療も行うことです。

これをまるごと対処できる歯医者さんは…
なかなか少ないようですが、
都市部ではありそうですね。

しかし田舎はねぇ…(うちの近辺もなさそう)

金属を取り替えてもらうだけなら、
対処している歯医者さんは多そうです。

金属部分をセラミックへ変えるのが理想です
が、これはけっこう先立つものがかなり必要。

つまり、それなりにお高いので、
懐具合と相談が必要なようでーす。

体の事なので、背に腹は代えられない…か。

じつは歯にいい?梅干しの利点

このまま終わると、梅干しは歯に対して
悪者になってしまいそうなのですが…

梅干しが歯にいい、という利点も
少なからずあるのですよ~。

まぁ、間接的にではありますが…

それを2つほど紹介しておきます。

梅干しで虫歯予防

梅干しを思い浮かべるだけで、
口の中にじんわり唾液が出ますよね。

近年の市販の梅干しに慣れた年代の人々は
そうではないらしいのですが…^^;

ある程度の年代以上の方々は、
たいがい覚えがあることでしょう。

梅干しは基本的に酸っぱいので、
その酸っぱい梅干しを食べると
自然に唾液がたくさん出るのです。

それを体が覚えていて、梅干しを見るだけで
唾液が出る…ということなのですけど。

その唾液によって口の中の食べかすを流し、
抗酸化作用が働くことによって梅干しは
結果的(間接的)に虫歯を予防する効果になる
といいます。

だからといって口の中に残しすぎるのは
控えましょうね~^^;

梅干しで歯の痛みを取る

昔は民間療法で、頭痛や歯痛などにも
梅干しを利用していたといいます。

頭痛の場合はこめかみに、
歯痛の場合は、痛い歯の外側の頬の部分に、
種を抜いた梅干しを貼り付けます。

これによって痛みがずいぶん和らぐようです。

痛みがある部分は炎症を起こしている。
炎症があれば熱を持っている。

これは体温が高いとかの話ではなく。

西洋医学では理解されないようですが、
このような熱をどうやら芯熱(しんねつ)と
いうらしい。

梅干しはこの芯熱を取る作用があるので、
鎮痛効果があるのだということのようです。

私は医師でもなければ治療師でもないので
これが正しいか否かはわからないのですが、

鎮痛剤などの科学的な薬が苦手という方や、
体質に合わなくて使えず困るという方は
試してみるのもいいのかもしれませんね。

ただし、もちろん梅アレルギーの方は
使っちゃダメですよ。

私の経験、ガルバニー電流

私の場合は、ある日突然やってきたのです。

ガルバニー電流。

梅干しを単体で食べると、
かなりキツイ痛みが走る。

そしてその後しばらくは、他の食材も
歯に当たるととても痛くて噛めないのです。

痛みは薄らいではいったのですが、
後日までも影響があり。

梅干しを控えていると徐々に収まっていくの
ですが、たびたびこれではけっこうツライ。

そんなこんなで、梅干し食べると痛みが走ると
歯科医に訴えてみたけれど、理解されず。

一箇所目では、そうですか~で話が終わる。

別の歯科医では、歯と詰め物が合わなくなって
きたために、隙間ができてそこから染みたの
でしょう~と。

腑に落ちないままだったけど、
とりあえずその部分の治療をしてもらった。

一時は楽になったとような気はしたけれど、
すぐさま痛みが…けっきょく解消されず。

それはそうですよ。
再度入れられたのも金属なのですから…。

その当時、私がしっかり説明できていれば、
無駄な治療はせずに金属を別の素材に換えて
もらえたかもしれないのですが、後の祭り。

私の症状はガルバニー電流で間違いない。

なぜならご飯などと一緒に食べると…
つまり、直接梅干しにガッツリ触れなければ
それほど影響がないのです。

けれど梅干しを単体で食べるとキツイ痛みが…

もうこれは明らかでしょう。

なんとか、地元の歯科医院で話の通じそうな
ところを見つけるしか無いですよね~。

後記

ガルバニー電流というもの。

じつは歯科医の間でも、
メジャーな情報ではないようなのですよね。

なのでたいがいの歯科医にはこの知識がない
と思ったほうがいいのかもしれない…。

今回しつこく調べてわかったのですが、
じつは歯科医の間でもメジャーな情報では
ないようなのですよね。

地元の歯科クリニックのサイトを見ても、
これを認知していそうなところはなく…。

ただ一箇所、金属をセラミックへ変えます
という歯科医院をみつけたので、
ここへ相談してみようかなと思います。

うちは片田舎なので…なかなか先進的な(?)
医院などもないもので…

調べても調べても、どこでやってもらえる
んだろう…と、途方にくれていたところ。

なんだか一筋の光が…という感じでしたが、
まぁ行ってみないとわからない。

初めてのところなので、
勇気を出して行ってみようかなと思います。

それでは今回はこのへんで。
ここまでお付き合いくださいまして
ありがとうございます。

あなたの歯もお大事になさって
くださいね~ヽ(´ー`)ノ

タイトルとURLをコピーしました