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生梅って食べないの?木になる果実なのに加工するその理由。

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

梅は木に成る果実。

見た目はスモモや杏に似て、桃を小さくしたような姿をしている。
そして熟せばとてもいい香りがして、おいしそ~と感じる果実。

しかし梅は、一般的には生で食べるということはしないもの。
それは、生で食べるものではないという認識があるからこそ。
一体何故なのでしょう。

そんななか、じつは生梅は食べられる、という話を聞いたことがあるのです。

本当なのか、詳しそうな知人に聞いてみたところ「食べたことあるよ」と。
おいしいよ、ということでした。

ということで今回は、生梅は食べちゃいけないんじゃないの?
食べられるの?なんで?
ということを調べて書いていくことにします。

1. 生梅は食べてはいけない
1.1 強い酸味
1.2 梅の毒

2. 生梅は食べられるか
2.1 青い梅
2.2 熟した梅
2.3 食べられる生梅

3. 生梅ってどんな味?
4. 生食を推奨する梅ってあるの?
5. 後記

それではいってみましょ~。

1. 生梅は食べてはいけない

木に成る果実というと、リンゴのように生で食べられる果物を想像する。
しかし梅は通常、生では食べない。

それは何故かと考えると、2つが思い浮かぶ。
・強い酸味
・梅の毒

この2つだけで、生食しない理由は充分のように思える。

1.1 強い酸味

梅といえば、梅干し。

梅干しは、熟した梅を塩漬けにして干したもの。
使う材料は主に塩のみ。
独特の強い酸味はやはり、梅の果実そのものが持つ成分。

あの酸っぱさを知らないという日本人は少ないだろう。

普通の果物なら、ある程度の塩を入れたところで、梅干しのように酸っぱくはならない。
少なめの塩なら、果物の甘みが引き立てられることだろうと思う。

しかし梅干しは、塩が少ないと酸味が余計に目立ってしまう。

あの思い出しただけで、下顎の両側からきゅーっと唾液がにじみ出てくる感触のする、あのすっぱい感覚、他に類を見ない酸味。
あれほどのやたら酸っぱいだけだろうと思われるものを、生で食す気にはなれない。

1.2 梅の毒

梅が持つ毒については、それなりに有名だろう。
梅が持つ青酸配糖体といわれる毒は、青梅を生で食べるとお腹を下すくらいのものといわれる。

しかしまだ小さな梅の幼体には、注意が必要。

未熟な梅は、まだ種が硬く形成されておらず、梅はこれを守るために青酸配糖体を多く含有している。
ただ、これは実が成熟するに連れて毒性は徐々に薄れていく。

そのためスーパーで売られている青梅を、生で1つ口にしたくらいでは、あまり問題はない。
致死量に至るには、大人で300個、こどもで100個くらい食べる必要があるという。

量的にそんなに食べられるものじゃあない。
しかし好んで食べる必要もないので、子供が誤って口にしないように注意しよう。

熟した梅は毒が分解されるために、無いも同然と考えていい。
ちなみに青梅であっても、加工すれば青酸配糖体は分解されるので、食べるのに何ら支障はないのです。

ただし、梅にアレルギー反応が出る体質の方もいらっしゃるのでご注意を。

2. 生梅は食べられるか

一般的な果物でも、熟していない果実はあまり食べない。
なぜなら未熟な果実は、たいてい硬くて青臭く、美味しくないから。
摘果した果実の場合はなおさら、生では食べず、なにかしらの加工をして食べる。

梅の場合も同じようなもの。

2.1 青い梅

青い梅は、漬物にしたり火を入れたりと、加工をして食べる。
毒性云々を抜きにしても、青梅は生でそのままでは食べにくいもの。

聞くところによると、生の青梅は強い酸味と渋味・えぐみがあり、あまり食べられたものではないらしい。
たしかに漬物にした青梅でも、漬け込み期間が浅いと、酸っぱくて渋いだけではっきり言って不味い。
(味の程度は、品種によっても違うものでしょうけれど)

なんでも試してみるのが一番なのですが、これは下手すると具合が悪くなるのでやめておきましょう^^;
青い梅は、無理してまで生で食べるものではないですよ、ということですね。

2.2 熟した梅

結論から言えば、熟した梅は食べられる。

果物は熟すと、生でそのまま実を食べる。
しかし梅の場合は通常、生のままでは食べない。

梅は熟したらあまり日持ちせず、すぐに傷んでしまうので、樹上で熟した梅は市場に出回らない。
なので梅は通常、青いままの状態で収穫され、出荷される。

これは他の果物も同じこと。
まだ熟しきらない状態で出荷されても、追熟すればおいしく食べられる。
梅の場合はというと、追熟しても生でおいしく…とはいかない。

青梅はきれいに追熟しにくいが、人工的に追熟されたものが一般に流通している。
それでもやはり生食はせず、梅干しなどに加工されるのが常である。

2.3 食べられる生梅

では食べられる生梅というのは、どんな状態のものなのか。
それは、樹上で熟した完熟梅。

スーパーで梅を購入している人々(私も含め)にとっては、梅農家さんのように木に成った状態で完熟した梅を手にする、ということがまずない。
この特権はたとえば、庭に梅の木があり、毎年頃合いを見計らって収獲してるよ~というような人だけのもの。

たいてい木を持っている人が「生梅は食べられるよ」とか言っている。
そんな体験ができるというのは、いいものですよね。
(梅の木のお世話は大変なようですけど…)

最近では農家さん直通の通販などで、樹上完熟の梅が手に入るようです。
それでもなかなか生食というのは聞かないし、あまりやらないですよね。

想像では、甘みというよりも酸味がキツイでしょうから、そのまま食べる気にはならない。
梅は熟すといい香りがするのですが…そのまま試食するのはちょっと、と気がとがめます。

実際は具体的にどうなのか。
食べた人の話から考えてみましょう。

3. 生梅ってどんな味?

食べたことがあるという人の話を探してみると、その味は賛否両論。
その違いは何かといえば、やはり梅の状態にあるようです。

冒頭でも書ましたが、知人に言わせると「おいしいよ」と。
この知人が食べた梅は、樹上で熟して落下したばかりの完熟梅。
これを食べたときの感想です。

他に食べたことのある人の話を、ネットで探してみました。
すると意外にも、感想にばらつきがあるのです。

青梅の状態で収穫したのちに追熟させた梅。
「おいしくない」
「おいしい」

樹上で完熟し落下した梅。
「甘酸っぱくておいしい」
「フルーティでおいしい」

味覚は人によりけり。
しかしながら、やはり梅の状態が大きいもよう。

◇ 木で育まれる期間

まず決定的な違いは、木でどれだけ育ったか。

木から栄養をもらい、育てられた期間によって、果実の成分は違ってきます。
樹上で熟すほどに甘みが増え、渋みは薄くなる。

樹上完熟で自然落下したものは、果実として完全体!
それはおいしいでしょう。

◇ 梅の種類

次に、梅の種類による違い。
昔からある種類の梅と、品種改良された梅。
野生で放置状態の梅と、人の手により育った梅。

品種による違いでは、梅の系統の違いで味も違うことでしょう。
その味はスモモのようであったり、杏のようであったりするようです。

なんだか、熟した梅を食べてみたくなってきましたね。

なかには青梅を好んで食べるという人もいるのですが、これは注意。
未熟果はやめておき、青梅は少量でも気をつけて。

4. 生食を推奨する梅ってあるの?

生食推奨という梅は、今のところないようです。
梅はそもそも、生で食べることを前提としては考えられていないのでしょう。
加工して食べることが定着していることですし。

生食で果物のように食べやすく…と考えるならば、似たものがすでにあります。
それはスモモだったり、杏だったり。
どうしても生梅がいいのならば、完熟の梅を購入できれば食べてみることは可能です。

また近年では、手の込んだ漬物などの加工をしなくても、レンチンで済んでしまう。
青梅も熟した黄梅も、レンジでチンして即席加工で食べられる。
そんなレシピが多く存在するのです。

もう今さら梅を普通の果物のように、生で食べられるように…とする必要もないのではと思います。

5. 後記

さて今回は、梅を生で食べられるのか??
という疑問を解消するべく、調べて書いてみました。

結論としては次のとおり。

・生梅は食べられる
ただし、未熟な梅は危険なので食べないこと。

・青梅は食べ…てもうまくない
酸っぱく、渋味・えぐみがある。
(これが好みという方もいらっしゃるもよう)

・追熟した梅は食べられる
しかし収穫時期が早いものはおいしくない。
(品種にもよるかも)

・完熟した梅は食べられる。
甘酸っぱくておいしい。
スモモや杏のようであるらしい。
(品種によるのかも)

以上ですが、食べてみるか否かはあなた次第!
けっしておすすめすることはしませんので、無理はされませんように。
特に、梅に反応が出るアレルギーなどもまれにあるので要注意です。

それでは今回はこのへんで。
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。

美味しい?生梅を一度は食べてみたいかな~ヽ(´ー`)ノ

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梅の実
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~メクリヱ~ 梅が香のめくる恵みのめじろおし
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