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梅干しの道具を知ろう。必要なもの以外は家にあるもので代用

この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

梅干しを作る道具の用意をしていれば、あわてない。

梅の実が出回る時期。

今年こそは梅干しを作ろうかな~

そう思いつつ、スーパーなどで梅が並んでいるとつい、買ってしまうことも。

梅を買ってしまってから「どうしよう…」と悩んだり慌ててしまわないように、梅を加工するための道具について事前に知っておきましょう。

あらかじめ道具について知っておくと、
・作業を始めてから慌てなくてすむ
・知らずに失敗をするということが減る
・道具を買いに行ってから悩まない

梅を扱うのが初めての場合、何を揃えればいいのか、どう選べばいいのかわからないことも多いでしょう。

梅干しを作る場合、ある程度必要な道具がありますが、全て揃える必要もないのです。
必要なものは揃え、家にあるもので代用できるものは、代用してしまいましょう。

これから梅干しに使う道具を紹介していきますが、どう使うのかをイメージできるように、梅干しづくりの工程に沿って7つに分けて説明していきます。

梅干しに限らず、梅で別のものを作るときにも、道具の使い方は共通です。

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梅を処理する工程とともに使う道具たち

梅干し作りには工程がいくつかあり、その工程ごとに次のような道具が必要です。
(詳細は後述します)

(1) 道具の事前準備に使う道具
・道具を消毒できる道具

(2) 梅を下処理するときに使う道具
・梅を量る道具
・梅を洗うための道具
・梅を水切りできる道具

(3) 梅を漬け込むときに使う道具
・梅を漬けておく容器
・重し(必要なら)

(4) 梅を干すときに使う道具
・梅を干せる道具

(5) 出来上がりを保存するときに使う道具
・保存できる道具
・保存容器に移すときの道具

(6) 特殊な道具(必要なら)
・梅を割ったり種を抜く場合の道具

(7) その他の小物や代用品について

それでは、それぞれの詳細を順番に見ていきましょう。

道具の事前準備に使う道具

梅干し作りをするときには、道具を使う前に事前準備が必要です。
それは、道具を洗い消毒するということ。
面倒に思えますが、これは重要なことで慣れればなんてことのない作業です。

【道具を消毒できる道具】

◇ 煮沸消毒、熱湯消毒の場合

・煮沸消毒には、道具が入る大きさの鍋が必要。
・熱湯消毒するためには、湯が沸かせる鍋やヤカンなど。

このあたりの道具は一般家庭にあるものでいいでしょう。

◇ 消毒液などを使った消毒の場合

・度数35%以上のアルコール
あるいは、
・食品に使える消毒剤など

アルコールのオススメ:
焼酎(ホワイトリカー)、ブランデー、ウォッカなど

食品に使える消毒剤のオススメ:
ドーバー パストリーゼ77

※道具の消毒について
道具の消毒は、煮沸消毒や熱湯消毒が基本。
熱に弱い道具などには、35度以上のアルコールや消毒剤を使います。

煮沸消毒または熱湯消毒をして乾かしたあとに、アルコールや消毒剤を併用するとなお良いでしょう。
雑菌を排除し、カビを出したり腐らせたりの失敗をしないためには大切なこと。

梅を下処理するときに使う道具

梅干しを作る際には、まず梅の重さを量って洗い、水を切ります。
そして梅のヘタを取るなどして漬けていくのです。

【梅を量る道具】

・計量器

【梅を洗うための道具】

(1) 梅をアク抜きする、梅を洗う

・桶やボウルなど

水洗い作業ができる道具
家で普段から使っているものでいいでしょう。

(2) 洗った梅を水切り、乾かす

・ザルやカゴなど

竹製品、プラスチック製品など。

プラスチック製品の場合は、網目の粗いものが乾きやすくていいでしょう。
ザルは梅干しを干すときにも使えるので、あると便利です。

梅は金気を嫌います。
金属製品の場合は、長期間の使用は避けましょう。

【梅のヘタを取る道具】

・竹串、爪楊枝など

オススメ:竹串
爪楊枝よりも、竹串のほうが先が潰れにくいです。

梅のヘタを取るかどうかは、結局のところ好みです。
どちらでもいいのですが、手間を惜しまないのなら取るほうがオススメかなと。

【梅の水気を拭き取る道具】

・ふきん、キッチンペーパーなど

梅を漬けるときには、基本的に水気厳禁です。
そのため梅が完全に乾いていないときには、水気を拭き取るものが必要です。

・梅を一時的に入れるボウルなどの容器

琺瑯(ほうろう)製、ガラス製、陶器製、プラスチック製品など。
一時的な作業なので、ステンレス製品でも大丈夫。

梅を漬け込むときに使う道具

梅をどの方法で漬けるか決めておき、容器を用意します。

【梅を漬ける道具】

(1) 梅を漬けておく容器

梅干しを漬けるための容器は種類も多く、大きさもさまざま。
どれを使うのかは、梅の量にもよるし好みによります。

・ 果実酒用瓶(ビン)
・ 漬物容器(琺瑯製、陶器製、プラスチック製品など)
・ 漬物用ビニール袋
・ ジッパー付きビニール袋

※要注意事項※
梅を漬けるのは長期間になります。
金属製の容器は腐食する恐れがあるので絶対に使わないこと。

初心者さんなら、手間のかからないビニール袋か、中身が見える瓶容器がおすすめ。
(関連記事: → 梅の容器はどれがいい?)
(関連記事: → 梅の容器の大きさは?)

どの容器を選択するのかでも漬け方は少し変わりますので、使いたい容器での梅干しの作り方を調べてみるといいでしょう。

(2) 重石(おもし)

重石を使わない漬け方の場合には不要。
重石が必要な時は、家にあるもので代用すればいいかな~と思います。
(重石の代用品については後述します)

・落し蓋
陶器製、プラスチック製など

・重石
陶器製、プラスチック製など

※金属製品の場合
梅を漬ける容器に、金属製の落し蓋や重石を入れるのは絶対にダメ。
木製であっても、金属の金具が使われているものはやめましょう。

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梅を干すときに使う道具

梅を塩漬けにして約一月くらい経つと、いよいよ梅を天日に干します。
梅を漬けてから一月の猶予があるので、干すまでに用意しておくといいでしょう。

【梅を干す道具】

・ザルやカゴなど
竹製品、プラスチック製品など

オススメ: 竹製品で平らなもの

風通しのいい網目状の道具なら、けっこうなんでも使える。

※金属製品は要注意。
短時間なら大丈夫かな…とか思うけど、少なくとも私は使わないです。

出来上がりを保存するときに使う道具

梅が干し上がれば、保存容器に梅干しを保管します。
梅干しは塩分濃度や保存方法にもよりますが、長期間保存が可能な食品です。
また、保存容器はあらかじめ消毒するので、前述の消毒道具はここでも使います。

【梅干しを保存する道具】

・食品用で密閉できる保存容器

何年もの長期間保存する場合、劣化したりニオイ移りのしない素材のものがいいでしょう。
短期間でも、色や匂いが付きにくい瓶や陶器が好ましいです。

オススメ: ガラス製品で密閉できる容器

※金属製品はダメ
容器は瓶でも、蓋(ふた)が金属というものがよくあります。
金属製の蓋はよく錆びます。

金属製の蓋の場合、うちではラップをした上から蓋をしています。それでも蓋は錆びます。
直接梅に触れていなくても錆びます。

うちでは蓋がダメになった場合、ラップしてゴムをかけ、その上から密着するシリコン蓋をかぶせて使っています。
ラップも空気を通したりするので、これでいいのかどうかは…まぁ家で食べるものなので、これは自己責任ですよ^^

【保存容器に移すときの道具】

・漏斗(じょうご)

オススメ: プラスチック製
軽くて使いやすいです。
※金属製品を使うのはやめておきましょう。

梅干しだけ保存するなら漏斗はいらないのですけど。
梅を塩漬けにしたときに出る液体(梅酢)は、料理などいろいろと便利に使えるので、丁度いいサイズの瓶などに移して保管しておきましょう。
そのときに漏斗が必要です。

特殊な道具(必要なら)

梅干しであっても、特殊な漬け方をする場合があります。
たとえば、梅の実を割るとか種を抜くとか。
そんなときに使う道具も一応ご紹介しておきます。

(1) 梅の実を割る道具

・梅割り器

ネットで検索すると沢山出てきますが、手作りで作るなどしても楽しいかも。

滅多に使わないのに買うのもねぇ…という場合の代用としては、あらかじめ梅の実に包丁で縦に切れめを入れておき、まな板と木ベラ(または木片など)で梅を挟み込み、金槌で叩くという方法があります。
ちなみにこの方法…私にはできなかったです…。

(2) 種を抜く道具

・種抜き器

これもネット検索すると出てきます。
代用としては、包丁やスプーンで地道にえぐる…。
これ、数やるのはけっこうしんどいです…^^;

包丁もスプーンも金属ですので、作業が終わったらすぐにきれいに洗いましょう。

その他の小物や代用品について

これまでに紹介した道具以外にも、梅干しを作るときに使う道具はいくつかあります。
日頃から調理をするお家にはあるようなものばかりなので、さらっと書いていきます。

(1) 梅や材料などを量るもの

・量り、計量カップ、計量スプーンなど

材料を量れれば何でもいいですね。

(2) 梅をつまんだりすくったりするもの

・菜箸

梅を保存容器に移すときなどに使います。
手を使うのが一般的なようですが…人それぞれかな。
うちでは菜箸を使います。

・木杓子、おたま(レードル)など

梅酢を保存容器に移すときなどに使います。
おたま・レードルは一時的に使うものなので、ステンレス製でも可。
使い終わったらすぐに洗います。

(3) 重石の代用品

通常は重石が不要な漬け方であっても、まれに重石を入れたほうがいいなぁ…という場合があります。
そんなときには、重石を家にあるもので代用しましょう。
基本は重量があるものなら何でもいいのです。

オススメ:ペットボトルと水

手っ取り早くて便利なのは、ペットボトルと水。

ペットボトルに水を入れて重石にします。
重さがわかりやすいし、水が漏れ出すこともない。
落し蓋の代用は、平らな皿でもいいでしょう。

梅に直接触れないように、ビニール袋でカバーして使うとなお良いです。

(4) 梅に火を通す場合
梅に火を通すことはあまりしないですけど、梅の状態が疑わしいときの手当や梅酢を火にかける場合には、酸や塩に強い鍋を使う必要があります。

・琺瑯(ほうろう)製、またはステンレス製の鍋

鍋も金属製品は不可ですが、ステンレス鍋は可。
ただしステンレス製であっても、梅を入れたまま数日間放置すようなことは避けること。
使い終わったらすぐにきれいに洗ってしまいましょう。

注意事項

梅に使う道具の場合にはただただ、金物や金属製品に注意!

しつこいようですが…^^;

梅の作業全般を通して、基本的に金属は合いません。
梅の酸によって金属が腐食してしまうからです。
また、梅干しを漬ける際には大量の塩も使いますので、なおさら金属NGです。

梅に直接触れていなくても、意外とやられてしまいます。
うっかりそのまま置いておくとどうなるか…

何より、せっかくの梅ちゃんが金気臭くなるわ金属が溶け込むわ…なんてことになれば、廃棄するしかなくなります。
悲しくなることは避けましょう~(;_;)

梅干しを作るときの道具・まとめ

梅干しを作るときに使う道具。
ひとつひとつ紹介していくと、結構たくさんあるものですね。
しかしなんだかんだ言っても、漬ける容器と乾かすザルさえあれば、あとは家にあるものでなんとかできそうです。

基本はこれら3つの道具があればいい!

◇ 梅を漬ける容器
食品用の密閉できる容器で、金属製でないもの。

◇ 消毒用のアルコール(度数35%以上)または食品用消毒剤
梅を漬けるには、道具を事前に消毒するのは大切なことです。

◇ 梅を乾かしたり干すためのもの
ザルやカゴなど、通気性がよいものであれば代用できる。
(いっそ干さない梅漬け状態でよければ、干すための道具はいらない)

家にあるもので使えそうなものは、なんでも代用しちゃいましょう。
漬ける容器も、大きめの空き瓶や食品用ビニール袋があればそれでいいですし。

乾かすためのザルも、梅を安全に置けて天日で乾かせるものならなんでもいい。
毎年続けるのならともかく、初めての場合は専用のものを揃える必要もないのです。

道具を選び、使う上で一番気にしておくことは、
「金物注意!」とこれだけは覚えておきましょう。

(ほんとしつこいですね…)

それでは、長くなりましたが今回はこのへんで。

ここまでお付き合いくださってありがとうございます^^

あなたのところに来た梅ちゃん、可愛がってあげましょ~ヽ(´ロ`)ノ~

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