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梅を漬ける容器を消毒するのは必須。それぞれの方法と理由。

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

これから梅を漬けてみようかと思っているのなら。
梅を漬ける容器の消毒はしっかりとしておきましょう。

これをするかしないかで結果が変わるとしたら。
するかしないかで失敗するかどうかが変わるとしたら?
面倒でも消毒をしておくしかないですよね。

今回は、そんな容器の消毒について書いていきます。

1. 梅しごとで重要な容器の消毒
2. 消毒方法の種類
2.1 熱で消毒
2.2 アルコールで消毒

3. 容器の違いによる消毒方法
3.1 熱に強いもの
3.2 熱に弱いもの

4. 消毒する前に

5. それぞれの消毒方法
5.1 煮沸消毒
5.2 熱湯消毒
5.3 アルコール消毒

6. ホワイトリカー以外で消毒に使えるもの
6.1 アルコール35度以上のお酒
6.2 食品に使えるエタノール
7. 後記

それではひとつずついってみましょ~。

1. 梅しごとで重要な容器の消毒

梅しごとにおいて、何が重要かといえば…
雑菌との戦い。笑。

まぁ、目に見えないものなので、具体的には何とも言い難いところですけど。
目に見えて変化が現れてきた時にはもう、雑菌に侵されつつあるという…怖い話ですね。

雑菌と書きましたが、悪さをするのは細菌などの微生物類。
この微生物の働きを消毒によって抑えるかどうか、ということが大事なのです。

消毒をしておけば万全というわけにもいかないのですが、やらないよりはやるほうが安心です。

2. 消毒方法の種類

ここで消毒方法の種類について書いておきます。
梅しごとで行う消毒方法は主に2つ。

・熱で消毒
・アルコールで消毒

2.1 熱で消毒

熱で消毒というのは、熱に弱い雑菌を熱でやっつけようとすること。
よく使われるのは、熱湯を使う方法。
特別なものを必要としないので、一般に基本的な消毒方法でしょう。

2.2 アルコールで消毒

熱で消毒できないものは、アルコールでの消毒方法を用います。

ここでいうアルコールとは、エタノール(エチルアルコール)のこと。
エタノールは殺菌、静菌作用があります。
(濃度や微生物によって効果は異なるようです)

梅を漬けるときによく使われるのは、甲類焼酎のホワイトリカーで、アルコール濃度が35度のもの。エタノール濃度が30%以上であれば殺菌が期待できるようです。

3. 容器の違いによる消毒方法

梅を漬け込む容器はいくつか種類があります。
・瓶(ビン)
・琺瑯(ほうろう)
・甕(かめ)
・漬物用プラスチック樽
・漬物用ビニール
・食品保存用のジッパー付きビニール袋
など。

それぞれ容器によって性質が異なるので、消毒方法も違ってきます。

3.1 熱に強いもの

熱に強いものは煮沸消毒や熱湯消毒など、熱による消毒をすることができる。
・琺瑯(ほうろう)
・甕(かめ)
・瓶(ビン)※

※ビンは本来、急激な温度変化には弱いものですが、熱による消毒は可能です。
少々特殊なのでビンの熱消毒については割愛。別記事に書いています。

熱で消毒できる容器は、熱消毒とアルコールでの消毒を両方行うといいでしょう。
それは消毒方法によって効果がある菌が違うこともあり、別種類の消毒方法を併用するほうが、より効果的だからです。

3.2 熱に弱いもの

熱に弱いものは、アルコールによる消毒を行います。
・漬物用プラスチック樽
・漬物用ビニール袋
・食品保存用のジッパー付きビニール袋
などなど。

ビニール袋の類は内側に雑菌などがいないといわれており、消毒も不要という話もあります。
しかしあまり手間を取るものでもないため、念の為にアルコール消毒をしておくという方も多いですね。

4. 消毒する前に

それぞれの容器を消毒する前に、次のことをしておきす。

〔熱消毒の場合〕
・食器用洗剤を使ってきれいに洗う

〔アルコール消毒の場合〕
・食器用洗剤を使ってきれいに洗う
・水滴など残らないよう、完全に乾かしておく
アルコール消毒の場合には、容器が完全に乾いてから消毒をします。

5. それぞれの消毒方法

消毒方法によってやり方はいくつかあります。

〔熱による消毒〕
・煮沸消毒
・熱湯消毒

〔アルコールを使った消毒〕
・拭き取り
・回しかける
・吹き付ける

これらについて順番に説明していきます。

5.1 煮沸消毒

煮沸消毒は、大きな鍋に水を入れて容器を煮ることで消毒するもの。
消毒方法としてはこれが一番確実。

しかしこれには制限があります。
使おうとする容器が、家にある一番大きな鍋に入らないことには実施できないのです。

ですからまずは、家の鍋の大きさと容器の大きさを見てみましょう。
充分入るようなら、煮沸消毒を行います。

〔煮沸消毒の手順〕

(1) 鍋に水を入れる
(2) (1)に容器を入れる
(3) 鍋を火にかける
(4) 水が沸騰したら、そのままグツグツ5分間
(5) 容器を湯から上げる
(6) 完全に乾くまで干す

容器を乾かす時には、清潔なふきんなどに逆さにして日干しするといいでしょう。
もちろん容器だけでなく、フタも忘れず同様にします。
(ただしフタがプラスチック等、熱に弱いものの場合はアルコール消毒のみ)

5.2 熱湯消毒

熱湯消毒は容器に熱湯を注ぐもの。
やけどなどしないよう注意して、湯が溢れても構わない流し台などで行うといいでしょう。

〔熱湯消毒の手順〕

(1) 容器に熱湯を注ぐ
(2) 湯がぬるくなるまでしばらく置く
(3) 湯を捨てる
(4) 完全に乾くまで干す

容器以外のものを熱湯消毒する場合は、大きなタライやボウルなどに入れて熱湯を注ぎ入れ、同様に行います。

5.3 アルコール消毒

梅容器のアルコール消毒によく使われるのは、甲類焼酎のホワイトリカー(35度)。
他のものを使う方法もありますが、ここではホワイトリカーを使っての説明をすることにします。

アルコール消毒のやり方は3つ。
・拭き取り
・回し付ける
・吹き付ける

それぞれ簡単ですが一つずつ説明します。

〔拭き取り〕
(1) キッチンペーパーやガーゼなどにホワイトリカーを染み込ませる
(2) 乾いた容器の内側の底面から側面、容器のフチまで全体をまんべんなく拭く

〔回し付ける〕
(1) 乾いた容器にホワイトリカーを少量入れる
(2) 全体に行き渡るように容器を回す
(3) 容器中に残ったホワイトリカーを捨てる

〔吹き付ける〕
(1) スプレー容器(※)にホワイトリカーを入れる
(2) 乾いた容器の内側にホワイトリカーを吹き付ける
(3) 乾くまで置く
※スプレー容器は、アルコールを入れても問題のないものを使いましょう。

6. ホワイトリカー以外で消毒に使えるもの

ホワイトリカー以外で使えるのは、具体的には次のようなもの。
・アルコール度数が35度以上のお酒
・食品に使えるエタノール

6.1 アルコール度数が35度以上のお酒

アルコール度数以外では、次のような条件のものがいいようです。
・味や香りなど、風味にクセのないもの
・甲類焼酎(クセのない焼酎)

クセのあるお酒を使ってしまうと、少々風味が残るかも。
梅に余計な風味を付けたくない場合は気をつけましょう。
ウォッカ、ジンなどはいいといわれています。

6.2 食品に使えるエタノール

食品用エタノールとか書いてあるものもあります。
通常の消毒用アルコールでも使えるものはあるようですが、なかには人体にあまりうれしくないものを添加しているものもあるので、食品に使っても大丈夫、といわれているものを使う方が安心です。
購入する際には、使用方法や注意事項などをよく確認しましょう。

7.後記

さて、今回は梅に使う容器の消毒について書いてみました。

熱消毒は面倒くさい、アルコール消毒だけでいいよね?
そう思うかも知れないけど、両方できる容器の場合は、両方やっておくほうがいいですよ。

まぁそれは好きずきですが。
もちろん、アルコール消毒だけでもしていれば心強いもの。

一番ラクなのは、ビニール袋ですね。
新品のビニール袋の内側は菌がいないといわれているので、アルコールをシュッと吹き付けて、梅を漬け込んでしまえばいいのですから。なんてラク。

漬け方もいろいろあるので好みで選びましょう。

では今回はこのへんで。
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。

梅を漬け込む前の消毒。
これは手を抜かずにしっかりとしておきましょうねヽ(´ー`)ノ

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