スポンサーリンク

手作り梅干しの保存はいくつか方法があるので試してみよう。

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

手作り梅干しが出来上がったら、保存します。
そこで迷うのが、保存方法。

保存の方法は人によっていろいろあります。
どの方法がいいのかというのは、やはり好みもあるので自身で試してみるのが一番。
ここでは定番と思われる保存方法をいくつか書いていくことにします。

1. 手作り梅干しの保存

2. 保存方法を決める
2.1 干したそのまま
2.2 梅酢に漬け戻す
2.3 梅酢に漬けて上げる
2.4 焼酎をふる
2.5 ザラメを入れる

3. 保存容器に入れる
3.1 保存容器の選択
3.2 瓶容器
3.3 プラスチック容器
3.4 ビニール袋

4. 保存場所
4.1 冷暗所か冷蔵庫か
4.2 冷暗所で保存する梅干し
4.3 冷蔵で保存する梅干し

5. 手作り梅干しをもらったら保存はどうする?
6. 後記

それでは、ひとつずつ行ってみましょ~!

1. 手作り梅干しの保存

梅干しづくりは手間のかかるもの。
梅をひと月前後も塩漬けし、干し上げたのちに、ようやく梅干しの完成。

そしてようやく食べられるかと思いきや。
しばらく保存、熟成させたほうが美味しく食べられるのです。

梅干し完成から保存場所へ保管するまでの手順。
この一通りの流れをたどると、次のようになります。

(1) 梅干しが完成
(2) 保存方法を決める
(3) 保存容器に入れる
(4) 保管場所へ

(2)~(4)には、それぞれ選択肢が複数あります。

(2)保存方法と(3)保存容器の選択は自由なので好みで決めます。
(4)の保管場所については、梅干しの漬け方でほぼ決まるかな…というところ。

次から具体的に説明していきます。

2. 保存方法を決める

保存方法にはいくつかあります。

・干したそのまま
・梅酢に漬け戻す
・梅酢に一度漬ける
・焼酎をふる
・ザラメを入れる

干したそのままで容器におさめる、という場合も多いでしょう。
しかしひと手間かかるそのほかの方法をしてから、容器におさめるという場合も結構あるようです。

私はというと…梅酢に漬け戻すか、そのままの両択かな。
たまーにその他の方法を試してみたりもします。
そんな軽い感じのひと手間です。

2.1 干したそのまま

干したそのままの梅干しを容器に入れて保存するのは、定番の方法。
特に何をするでもないのですが、基準として説明します。

干したそのままで保存するのは、表面が乾いたまま保存したいとき。

よく干された梅干しは、しばらくは容器の中でそのままの状態になっています。
長い期間保存をしておくと、容器の中で水分が多少滲み出てくることもあります。

しかし余分な水分を残して乾かした梅干しは、表面が乾いた状態で保存をしても、早くから梅の水分が滲み出てきます。

これは干し具合の違いであって、どちらがいいとかではなく、このようになりますよということ。干し具合によってその後の状態が変わりますので、お好みで仕上げるといいでしょう。

ただ、水分をよく飛ばして干し上げた梅干しは、保存性も高くなります。

2.2 梅酢に漬け戻す

梅干しを干しあげたら、梅酢に戻して保存をする方法。
しっとりした梅干しが好みなら、こちらのほうがいいかも。

漬け戻しに使う梅酢も処方はさまざま。

(a) 梅を漬けていた時のまま
(b) 容器ごと天日に干す
(c) 火にかけてから冷ます

どの方法でも好みでよいです。
ただ、ある程度水分を飛ばして殺菌したものの方が、保存性は高いです。
できれば(b)か(c)の処理をしたほうがいいでしょう。

2.3 梅酢に漬けて上げる

梅干しを梅酢に漬けて上げ、保存する方法。
もしくは、梅干しに梅酢をふりかける。

方法はどちらかお好みで。
・梅酢にポチャッと漬けて上げる
・梅酢をシュッとスプレーする

2.4 焼酎をふる

梅干しに焼酎をふって保存する方法。

焼酎はアルコール度数35以上の高いもの。
方法は梅酢同様、漬けて上げたり、スプレーしたり。

これは良し悪しかなと思います。
梅干しの表面の殺菌のためにと行うのでしょうけど、焼酎もいくらかの水分を含みます。もしやるのなら、焼酎を振りかけた後、乾いてから容器に入れましょう。

2.5 ザラメを入れる

梅干しとともにザラメを入れる。
目的は、しっとりと味をまろやかにするためのもの。
これは単にお好みで。

ザラメの量は好みです。
ほどほどに軽めに入れましょう。

ザラメを入れすぎると、梅干しの水分が出され過ぎてしまいます。
梅干しはシワシワになるし、皮は固くなる。
種に張り付いた皮、ミイラみたいな状態になります(笑)

そして水分とともに梅の旨味も出てしまい、中途半端な甘酸っぱい感じに。
くれぐれも入れすぎには注意です。

3. 保存容器に入れる

保存するための容器は大事なもの。

長期保存する場合には特に選びましょう。
保存容器が決まれば、よく洗って乾かし消毒をしておきます。

消毒方法は2つ。
・熱湯消毒(または煮沸消毒)
・アルコール消毒

消毒方法はどちらかひとつでもいいし、両方やってもいいでしょう。
これは容器にもよるので、容器の性質に合わせて行います。

3.1 保存容器の選択

梅干しの保存容器として適しているのは、長期に渡って梅干しを入れておいても変質しないもの。これは容器の質によって向き不向きがあります。

3.2 瓶(ビン)容器

一番おすすめするのは、保存にとても適している瓶容器。

梅干しを長年入れておいても、干からびることなく熟成保存することができます。
密閉できる丁度いい大きさの瓶で保存するといいでしょう。

フタが金属製のものは使用を避けます。
なぜなら梅干しの酸と塩分で腐食してしまうからです。

しかしそれしかないようなら、瓶とフタの間にラップを噛ませてゴムで止めるなどすると、ある程度持ちます。

3.3 プラスチック容器

通常のプラスチック製品は、食品の長期保存には向きません。
プラスチック製品はニオイ移りや色移りなどしやすく、劣化しやすいからです。

しかし食品の長期保存を目的に作られた製品や、メーカーのお墨付きがあるようなプラスチック容器であれば、いいでしょう。

3.4 ビニール袋

ビニール袋は密閉できるし場所を取らないので便利です。
しかし、短期間ならいいのですが、長期保存となると話は別です。
ビニール袋は用途に合わせて使いましょう。

4. 保存場所

保存場所ははじめに書いた通り。
梅干しの漬け方によって、どこに保管するのか決まるかな~というところ。

4.1 冷暗所か冷蔵庫か

保存場所は大きく分けて2つ。
「冷暗所」か「冷蔵庫」かの二択。

これは保存性が高いかどうか、というのが一番のポイントです。

保存性を高めるのは塩だけにあらず。
梅の質から始まり、水分と消毒、梅の下ごしらえから梅を干すに至るまで。
いろいろなことが保存性に関わるようです。

しかしそうはいっても、実際どうなのか目に見えてはわからないもの。
結局のところ、塩分濃度で判断するしかなかったりしますけど(笑)

塩分濃度が高ければ、ある程度の事は無いに等しいとも言えるのかも。

4.2 冷暗所で保存する梅干し

冷暗所、といえどほぼ常温と同じ(でも温度低めで抑え気味)と考えます。
夏はある程度暑く、冬はある程度寒い。

そんな中、常温で置いておいても大丈夫、と言える梅干し。
これは保存性が高くないと、傷んでしまうのは言うまでもありませんね。

(1) 通常の塩分濃度の梅干し

保存性が高いとされる梅干しの塩分濃度。
それは通常、18~20%以上の塩分で漬けるのが望ましいとされます。
これは数年間の長期保存でも、安心して冷暗所での保存ができるものです。

(2) 減塩+αで漬けた梅干し

通常の梅干しと減塩梅干しの境目は、塩分が18%とか15%だとかいいます。
塩だけならば18%が限度、それ未満だと白カビ菌の抑制にはならないそうです。

塩分18%未満の場合には、塩だけではなく補助的なものを添加して一緒に漬け込みます。
その補助的なものとは、焼酎(35度以上のアルコール)や酢などのこと。

これらを梅の塩漬け時に一定量入れるだけで、保存性はずいぶん違います。
たとえば塩分15%で、焼酎や酢などを添加している場合は、冷暗所保存でも少なくとも一年は待ちます。

では、塩分15%未満の梅干しの場合は?

塩分12%や10%、あるいは8%なら?となりますが…
補助的なものを入れて漬けた場合でも、10%が限度なのだそうです。

梅干し作りは工程が多く、いろいろな要素で保存が効くか否かも変わるもの。
冷暗所に置くか冷蔵にするかの判断も難しいですが、10%を切るならば冷蔵するのが安心ではないかと思います。

ちなみにウチでは、15%、14%、10%、8%までは経験済み。
すべて一年くらいは冷暗所で大丈夫でした。
しかしこれはあくまでもウチでの例に過ぎないので、全国的にどうなのかは不明です。

気温や湿度が関わるので、地域によって保管場所によっても違いが出るでしょう。
少なくとも塩分10%以下は冷蔵するほうがいいかもですね。
冷暗所で安心できる境目は、焼酎か酢を一緒に漬けて、塩分12%あたりかなと思います。

4.3 冷蔵で保存する梅干し

(1) 減塩(塩だけ)で漬けた梅干し

塩を減らしただけで補助的に何も入れない場合には、冷蔵保存が無難です。
どのくらいの減塩にするかでも勿論違いはあります。

また、容器によっても保存性は違ってきます。
塩だけで減塩する場合には、空気を遮断する容器やビニール袋などで密閉保存するのがいいでしょう。

(2) 塩と砂糖で漬けたもの

塩を減らす代わりに、砂糖などを添加した場合。
これも塩分を基準に考えてもいいでしょう。

砂糖も本来は保存性を高めるもの。
ですが、ある程度の量を入れないと保存性は落ちるようです。
この場合も冷蔵で保存をし、一年位を目安に消費するほうがいいでしょう。

冷蔵庫で保存する場合、梅干しが出来てすぐに冷蔵しなくちゃいけないわけではなく。
熟成のためにしばらく冷暗所に置き、その後冷蔵庫へ入れてもいいでしょう。

方法はいろいろあります。
自身の作ったもので、自身の保存環境で試してみるのが一番です。

5. 手作り梅干しをもらったら保存はどうする?

同じ手作り梅干しでも、自身で作ったものと他者が作ったものとでは違いますね。
一番いいのは、作った人に保存はどうするのか聞くのがいいのですが…
聞きにくければ、味見して決めてみてはいかがでしょう。

・塩っぱい梅干しならば、冷暗所に。
・酸っぱい味が際立つのなら、冷蔵保存へ。

酸味と塩味のバランスのよい梅干しは、それなりに塩を入れていると思われるので冷暗所でも大丈夫そうです。
酸味がとてもきつく感じるものは、減塩で漬けているでしょうから冷蔵庫がいいでしょう。

ほかに塩気が薄くて甘めの梅干しや、塩以外の味付けがされているものは早めに使い切るのがいいでしょう。
心配ならば冷蔵保存しているほうがいいかもしれないですね。

6. 後記

今回は手作り梅干しの保存について書いてみました。
自分で作った梅干しは、どんな作り方をしたのかよくわかりますね。

同じ材料で同じ分量で漬けたとしても、しっかり梅のお世話をしたかどうかでも、梅の漬かり方は違ってきます。
同じように減塩で漬けたとしても、何事もなく保存できるものと、傷んで駄目になってしまうものとの差が出る場合もあるのです。

梅干しづくりは本当に奥が深い。

減塩や特別な漬け方をした場合、保存方法は何が正解とかいい切れない部分があるので、塩分濃度を基準に決めて不安なら冷蔵する。
まずはそう決めてやってみましょう。

そうしてやっていくうちに経験になり、何をどうすればいいのか、だいたいの見当が付いたり判断ができるようになります。

それでは今回はこのへんで。
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。

あなたの梅干しに丁度いい保存方法が決まりますようにヽ(´ー`)ノ

タイトルとURLをコピーしました