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梅干しを常備しておくと、必要なときに即使えて何かと便利。

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

梅干し常備のススメ。

梅干しは昔ながらの保存食。
そしていざという時の心強い味方。

常に梅干しが家にあると、いろいろ重宝するものです。
今回はそんな、梅干しを常備しているとこんなことに使えるよ、ということを書いていきます。

1. 梅干しを常備しているといいこと
2. 日頃の食卓に
3. いつもの料理に
4. お弁当のお供に
5. 常備薬として

6. 旅行やアウトドアに
7. 非常食として
8. 干し梅のススメ

9. 後記

それではいってみましょ~。

1. 梅干しを常備しているといいこと

梅干しは身体にとって、とてもいい働きをしてくれるもの。
そんな梅干しが家にあれば、いつでも思い立った時に使えて便利です。

日頃の食卓に。料理に。お弁当に。

夏場の塩分補給に。
食欲増進に。
疲労回復に。

二日酔いに。
胃腸を整えるために。

外出時に。
非常時に。

さまざまな場面で使える梅干し。
そしてその使い方はいろいろあります。

2. 日頃の食卓に

「梅はその日の難のがれ」という言葉があります。
その言葉のとおり、梅干しを朝ひとつ食べておけば、その日一日を無事に過ごすことができる、という意味。

これはただの験担ぎなどではなく、昔からこんなことわざがあるくらい、梅干しは身体にいい結果をもたらすとされているのです。

梅には殺菌作用や疲労回復効果があるとともに、食欲増進効果もあります。
朝、ご飯のお供として手軽に食べることができるように、食卓に常備しておくのもいいでしょう。

3. いつもの料理に

毎日作る料理に梅干しを使う。
梅干しは丸ごと食べるばかりではなく、料理に使うこともできます。

・具材の一つとして
・調味料として
・隠し味として
他の食材とともに、炒める・焼く・煮る・揚げる、などなど幅広い使い方ができます。

また、梅干しは食材の臭みを取ったり柔らかくする性質があるため、肉や魚などの調理にも使われるもの。梅干しを入れるだけで酸味や風味が増し、さっぱりして食欲も増進されるのです。

梅干しは保存食。
強い抗菌作用を持つため、梅干しの周りに菌を寄せ付けません。
作り置きする常備菜に梅干しを混ぜ込んで使うと、いつもより少々長く持つことも。

梅干しを丸ごと食べるのはちょっと…という場合でも、料理に使ってしまえば気にせず梅干しの成分を摂取することができていいでしょう。

4. お弁当のお供に

お弁当には梅干しがつきもの。
白ごはんに梅干しを一つ入れておく日の丸弁当は定番です。

梅干しを見ると唾液が分泌され、食欲を増進させて消化も助けてくれるので、食欲が落ちる夏場の暑い日などにはいいでしょう。

また、夏場は特にご飯が傷みやすいので、ご飯を炊く時に梅干を入れて炊いたり、あるいは梅干しを潰してご飯に混ぜ込んだりすると、梅の殺菌作用からご飯が傷みにくくなります。

梅干しは食中毒菌の抑制作用があることもわかっているので、夏場のお弁当には欠かせない存在です。

5. 常備薬として

病院に行くほどでもない。
けど、体調が悪い。
そんな時。

梅干しがあるととても重宝します。

たとえば次のようなとき。
・お腹の調子がよくない
・二日酔い
・軽い脱水
・風邪
・疲労困憊

などなど。

(1) お腹の調子がよくない

梅には整腸作用があるため、便秘にも下痢にも両方に効果的です。
白湯や温かいお茶などに梅干を一つ入れて飲むのもいいですね。
ただし、極端な症状の場合にはちゃんと病院へ行きましょう。

(2) 二日酔い

つらい二日酔いには、梅酢を白湯で割って飲むといいですよ。
梅酢はほんの少し。飲みやすい濃度になるまで白湯を注ぎます。

梅酢がなければ、白湯に梅干しを入れて潰し、飲むのもいいですね。
梅干しをそのまま食べてもよいようです。

(3) 軽い脱水

なんだか気分が悪いというときには、軽い脱水症状を起こしているかも。
そんな時にも、梅酢の白湯割りがオススメ。
二日酔い対策と同じく、梅酢が無ければ梅干を入れて飲むのもいいでしょう。

梅酢の白湯割りは、スポーツドリンクすら受け付けない、というときにもオススメです。
こんなときには経口補水液があれば一番いいのでしょうけど、丁度無かったりしますよね。
ですが本当に危ないときには病院へ。

(4)風邪

風邪などで鼻詰まりや喉が痛ければ、梅酢をぬるま湯で割ってうがいをする。
喉も鼻もスッキリ通って、驚くほどさわやかになります。

熱があれば、番茶に梅と生姜のすりおろし。
これを飲むと身体が熱くなり、発汗もしてきます。

(5)疲労

なんだか疲れが抜けない。
そんなときには、梅干しです。
梅干しの酸はクエン酸。これが疲労回復の助けになります。

6. 旅行やアウトドアに

ちょっとした遠出から長期の旅行に。
キャンプや山登り、ハイキングなどのアウトドアにも。

日常から外れて普段と違うことをするとき。
楽しくわくわくするような日こそ、気力も体力も使ってクタクタになります。
そんなとき、疲労回復と塩分補給ができる梅干しは最適。

また、海外に行くときにも常備しておくといいでしょう。
胃腸の働きを調整してくれるので、持っておくと心強いですよ。

7. 非常食として

従来の梅干しは常温での保存ができます。
常温保存できるものはありがたいですね。
停電で冷蔵庫が使えなくなっても関係ないのですから。

そして梅干しのいいところは、食べる時にそのまま食べられること。
食べるための加工をしなくてよいので、非常食としてとてもお手軽。

塩分やクエン酸などの有機酸を含み、身体のためによい働きをしてくれるのですから、非常食には欠かせないもの。
いざというときの持ち出し用に、小分けしておくといいですね。

8. 干し梅のススメ

持ち歩きにもってこい。
そんな状態の梅干し、干し梅。

その名の通り、梅を水分がなくなるまでカラカラに干した状態の干し梅。
小さいジッパー付きのビニール袋などに入れ、かばんのポケットにでもちょこっと入れておくことができるので、お手軽で便利です。

9. 後記

梅干しを常備しておくと、いろいろと助かることがあります。

毎日とはいかなくても、ちょっと気が向いたときに食べたり使ったり。
そんな使い方ができるのは、常備しているから。

梅干しがあってよかったと思うのは、体調を崩したとき。
なにか食べたくても、何も食べられないとき。
なにか飲みたくても、何も受け付けないとき。

梅干し一つをカップに入れ、湯を注ぎ、梅干しを崩します。
ゆっくり冷ましながら、ゆっくりと一口ずつ飲みます。

これに私は何度救われたことか(笑)

梅干しの効果の研究は沢山されています。
身体の研究もたくさんされている。
けれども、まだわかっていないことも沢山あるようです。

これが万人に効くとは思わないけど、やってみなければわかりません。
体調や状態にもよるのでしょうけど、こんな状態のときには効果があるんだとわかれば、ちょっと心強い。

梅干しは食品なので、アレルギーや特別な疾患などがない人にはおすすめです。
体調を崩さないのが一番ですが、その予防にも梅干しは役立ちます。

梅干しを常備しておくと、なにかといいですよ。

それでは今回はこのへんで。
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。

あなたのお家にも是非、梅干しを常備しておきましょ~ヽ(´ー`)ノ

この記事を書いた人
のらうめ

梅を漬けるのが大好き。
いろいろなことを調べたり実践したりするなかで、成功や失敗、わかったことなどを含めて書いています。
梅の時期は短いけれど、生梅の香りや漬ける楽しさを、ぜひ広くおすすめしたい。

そのほか管理人のプロフィールはこちらから。
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