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ゆかりの作り方は、梅干しと一緒に漬けた赤紫蘇があれば簡単

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。

梅と一緒に漬け込んだ赤紫蘇。

梅に赤紫蘇を入れるだけで
梅の色は鮮やかになり、
赤紫蘇のいい香りが漂います。

そしてこの赤紫蘇。

美味しいんですよね~^^

この赤紫蘇はそのまま食べてもいいのですが
ふりかけにしてご飯と一緒に食べたり、
料理にちらっと使ったりするとまた格別。

それにはやはり、ふりかけ状にして
保管しておくのが便利です。

 

ちなみに、梅と一緒に漬けた赤紫蘇の
ふりかけの代名詞となっている「ゆかり」は
三島食品さんが商標登録された名称です。

わかりやすいので、ほぼ一般化している
感じですよね。

 

梅と一緒に漬けた赤紫蘇のふりかけ(長い!)
の作り方は簡単。
(以降「ゆかり」と呼ばせていただきます…)

梅干しを作る過程で一緒に入れた赤紫蘇が
あれば、これを絞って天日で乾かし、
細かくするだけ。

これだけでいつでも使えるふりかけが
できるので、ぜひ作ってみましょう~!

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赤紫蘇ふりかけ(ゆかり)を作る準備

ゆかりの具体的な作り方など
詳細は後ほど説明していきます。

ここではまず、概要を簡単に説明しますね。

使う材料

  • 梅干しを作る時に一緒に漬けた赤紫蘇

ほかに、赤紫蘇を梅酢で漬けたものでも
できます。

用意する道具

◇ 赤紫蘇を絞るときに使う道具

  • 菜箸
  • ビニール袋
  • 水切りざる
  • 受け皿(ボールなどでよい)

 

◇ 赤紫蘇を干すときの道具

  • 干しザルなど

赤紫蘇が干せればなんでもいいです。

ただし、金属製の道具は避けたほうがよく、
もし使わざるをえないならば
赤紫蘇が直接金属にふれないように
工夫をしたほうがよいでしょう。

 

◇ 赤紫蘇を細かくする道具

  • すり鉢やフードプロセッサー、ミルなど

赤紫蘇が細かくなればいいので、
使えるものならなんでも。

赤紫蘇ふりかけ(ゆかり)の作り方

それでは赤紫蘇のふりかけ(ゆかり)を
作っていきましょう。

まずは工程を簡単に見ておきます。

◇ 工程

  1. 赤紫蘇を絞る
  2. 赤紫蘇を天日に干す
  3. 乾燥した赤紫蘇をふりかけにする
  4. 保存する

以上。

工程だけ見るととてもシンプル。

実際も以外と簡単にできてしまうので
拍子抜けしますよ。

 

ふりかけにしておくことで取り出しやすく
使い勝手もいい。
いつでも使えてとても便利です。

では次から詳しく解説していきます。

赤紫蘇を絞る

赤紫蘇は梅酢に浸かっているので
まずはよく絞ります。

赤紫蘇を絞るとき、菜箸などの道具を
使ってもいいのですが、なかなかうまく
いかないうえに時間もかかります。

なのでウチではビニール袋を使います。

梅酢はいろいろな用途に使えるので、
なるべく無駄にせず残したいものです。

 

◇ 赤紫蘇を絞るときに使う道具

  • 菜箸
  • ビニール袋(ビニール手袋など)
  • 水切りざる
  • 受け皿(ボールなどでよい)

ビニール袋は食品用の厚手のものを
使うといいでしょう。
薄いものは絞っているうちに
破れたりすることがあるためです。

 

◇ 赤紫蘇の絞り方

1. 赤紫蘇を取り出す
赤紫蘇が入った容器から、
菜箸などで赤紫蘇を引き上げる。

2. 赤紫蘇を絞る
ビニール袋に手を入れて
赤紫蘇をかたく絞る。

ビニール袋は裏返し、内側を赤紫蘇に、
外側に手が触れるようにして使います。

3. 赤紫蘇をザルに上げておく
絞った赤紫蘇は水切りざるなどに上げる。

赤紫蘇を天日に干す

さきほど絞った赤紫蘇を干していきます。

晴れる日がしばらく続くときに干しますが、
干す時間は環境によってさまざま。
カラカラに乾くまで続けます。

 

◇ 赤紫蘇を干すときの道具

  • 干しザルなど、天日で干せるもの

ザル以外には、干し網や巻きす、
すだれや網戸なども使えます。

赤紫蘇がくっついたりせず、
風通しのいい干し方ができれば
使う道具は何でもいいでしょう。
(金属製品以外でね)

 

◇ 赤紫蘇を干す工程

  1. 絞った赤紫蘇をほぐす
  2. 干しザルに並べる
  3. 天日に干す
  4. 赤紫蘇の状態を見る
  5. カラカラになるまで干す
  6. 赤紫蘇を引き上げる

 

◇ 赤紫蘇の干し方

1. 絞った赤紫蘇をほぐす
赤紫蘇を手でほぐして、なるべく葉を
開いたような状態にすると乾きが早いし、
ふりかけ状にするときにもラク。

2. 干しザルに並べる
なるべく重ならないように
ザルなどに並べる。

3. 天日に干す
日当たりがよく、風通しのいい場所に
干しザルを置く(あるいは吊るす)。

4. 赤紫蘇の状態を見る
時間ごとに赤紫蘇の水分は抜けて
乾いていきますが、日が傾くとすぐに
湿気を帯びてしまいます。

そうなる前に赤紫蘇の状態を確認し、
まだ半乾き状態ならビニール袋などに保管。
別の日に引き続き干す。

5. カラカラになるまで干す
箸で掴んでみて、カラカラに乾いていれば
干し上がりですが、しなっとする感じで
まだ柔らかさがあるようなら干し続ける。

6. 赤紫蘇を引き上げる
カラカラに乾いた赤紫蘇は
パリパリとして箸でも簡単に割れます。

このくらいになれば充分なので
干しザルから引き上げる。

 

すぐにふりかけ状態にするなら次の工程へ。
乾いてすぐのほうが粉状にしやすい。

もしそのままで使いたいのなら、
ビニール袋や瓶容器などに入れて
密閉し保管します。

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乾燥した赤紫蘇をふりかけにする

乾いた赤紫蘇をふりかけ状にします。

ふりかけ状態のように細かくする作業は、
赤紫蘇が完全に乾いている方がやりやすい。

パリパリくらいが理想ですが、
赤紫蘇はちょっと置いておくだけで
あっという間に湿気を吸ってしまいます。

赤紫蘇がパリッと簡単に折れるくらい
乾燥しているうちに、手早く作業をして
しまいましょう。

 

◇ 赤紫蘇を細かくする道具

・すり鉢やフードプロセッサー、ミルなど

どれかひとつあれば
乾燥した赤紫蘇を粉末にできます。
粉々にできれば何でもいいです。

 

◇ 赤紫蘇をふりかけ状に細かくする

【すり鉢】

すり鉢とすりこぎで、乾燥した赤紫蘇を
ごりごりゴリゴリ、すりつぶして
粉状にします。

赤紫蘇がだまになっていたり、
乾燥具合が甘かったり、茎などの繊維質は
すりつぶしにくい。

粉状になったものから保存容器に入れて、
残りはしつこくすりつぶすか
そのまま使う用にしちゃいましょう。

 

【フードプロセッサーやミルなど】

乾燥した赤紫蘇を適量入れて、ウィーン。
お好きな状態になったら止めます。

文明の利器を使うと、
なんて楽なんだと思いますよね~。

機械の使い方は、お手持ちの説明書を
よくご確認くださいな。

 

ちなみにウチでは、
コーヒーメーカーのミルを使っています。

量が多いと数回に分けてやりますが、
あっと言う間なのでちょっと感動です。

赤紫蘇を細かくする道具がないなら

赤紫蘇をふりかけ状に細かくする
道具などがない場合にも
方法はあります。

それは、赤紫蘇をよく乾燥させること。

赤紫蘇はパリパリに乾いていると、
手で握ってもパリパリと砕けます。

ただし、塊になってしまった部分は
砕きにくいので、赤紫蘇を干す時点で
気をつける必要があります。

 

赤紫蘇を干すときには
素手を使って構わないので、
なるべく葉を開くように
薄くなるようにして干しましょう。

そして干し上がったらすぐに
ビニール袋に収めて、
外側から赤紫蘇をよく揉みます。

これである程度細かくすることができます。

赤紫蘇は湿気を吸うのが早いので、
できるだけパリパリに乾いた状態の時に
素早く行う必要があります。

保存方法

細かくした乾燥赤紫蘇は、
そのままの状態で保存しておけば
好きなときに好きなように使えます。

また、ご飯のお供として
ふりかけの目的で使うならば、

塩気が足りなければ塩を追加したり
あるいは干し梅を刻んで入れたり、

好みでごまを混ぜたりと、
使い勝手のよいようにアレンジします。

 

赤紫蘇の保存方法はいくつかありますが、
重要なのは密閉容器で保存すること。

湿気が大敵ですからね。

保存容器

赤紫蘇の保存には、

  • 瓶容器
  • ジッパー付きのビニール袋
  • タッパー

などなど、このあたりが便利です。

保存場所

保存場所は冷暗所でも大丈夫ですが、
心配ならば冷凍庫に入れてもいいでしょう。

ウチでは冷凍庫に入れていますが、
ジッパー付きのビニール袋に
キッチンペーパーを折り入れ、
その内側に乾燥した粉状態の赤紫蘇を
入れて保存しています。

保存期間

赤紫蘇ふりかけの保存期間は、
状態などでも変わってきますが
長くても一年くらいということです。

長く置くと、色は黒ずんで
香りもなくなるので早めに使い切ります。

後記

梅干し作りに赤紫蘇を入れるのは、
赤紫蘇の色を梅に付けるため。

梅干しが完成した後には、
赤紫蘇はお役御免となります。

その後の赤紫蘇の使いみちはいろいろ。

そのまま梅酢に漬けておいて、
そのまま食べても料理に使ってもおいしい。

乾燥させて梅干しと一緒に
保管するのもいい。

あとは、ふりかけ(ゆかり)状態にしておく。

ご飯に混ぜておにぎりに使ってもいいし、
天ぷらや唐揚げなどの衣に使っても
いい香りがして格別です。

いろいろな使い方ができるし
使い勝手もいいので好きに使いましょう。

それでは、今回はこのへんで。

 

ここまでお付き合いくださいまして
ありがとうございます。

あなたの梅漬け赤紫蘇ちゃん。

美味しいゆかりさんに
変身しますよ~にヽ(´ー`)ノ

この記事を書いた人
のらうめ

梅を漬けるのが大好き。
いろいろなことを調べたり実践したりするなかで、成功や失敗、わかったことなどを含めて書いています。
梅の時期は短いけれど、生梅の香りや漬ける楽しさを、ぜひ広くおすすめしたい。

そのほか管理人のプロフィールはこちらから。
>> https://mekurie.jp/profile/

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