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梅酒を漬ける焼酎は何を選ぶ?向いている条件とダメなお酒。

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

梅酒を漬けるのは楽しいもの。

梅酒は梅の焼酎漬け。
作るのは簡単だし、長く持つ。

毎年漬けてもいいし、数年に一度漬けるのもいいでしょう。

梅酒は基本的に長期保存ができるため、熟成させるのもまた一興。
だからこそ、いろいろ試してみたいし失敗はしたくないですよね。

そこで今回は、梅酒の基本と焼酎の種類について調べていくことにします。

1. 梅酒を作る基本
2. 梅酒に向いているお酒の条件
2.1 アルコール度数が高いこと
2.2 風味にクセがないこと
2.3 梅酒に使ってはいけないお酒
3. 焼酎の種類
3.1 焼酎の定義
3.2 製法の違い
3.3 材料の違い
4. 後記

それではいってみましょ~。

1. 梅酒を作る基本

まずは梅酒の材料など、基本的なことについて書いておきます。

◇ 梅酒の基本的な材料分量

〔材料と分量〕
青梅 1kg
焼酎 1.8L
氷砂糖 500~1kg(推奨600gくらい)

〔割合〕
梅:焼酎:氷砂糖
1:1.8:0.5~1

梅は青梅が基本的に推奨される。
黄色い梅でも漬けられる。

砂糖は氷砂糖が最適。
砂糖なしでは、梅エキスの抽出が困難。
慣れたら黒糖や蜂蜜を使うということもあり。

一度仕上げた梅酒に、梅や焼酎を追加するなどはしないほうがいい。
継ぎ足しをして増やそうとする考えが出るようですが、新たに作るほうがいいでしょう。

2. 梅酒に向いているお酒の条件

梅酒に向くとされるお酒の条件は2点。
・アルコール度数が高いこと
・風味にクセがないこと

そして梅酒に使ってはいけないお酒もあります。

2.1 アルコール度数が高いこと

梅酒に使っていいアルコール度数は、20度以上。
推奨されるアルコール度数は、35度以上です。

度数の低いお酒で梅を漬けると、痛みやすく日持ちしない。
この場合、梅酒ができあがる前に傷んでしまうか、仕上がったとしても保存が効かない。
梅エキスが抽出できれば梅を取り出し、保存時には要冷蔵となります。

梅を漬け込むと梅の水分が出るために、アルコール濃度がさらに薄まる。
アルコールが薄まると保存性が弱くなるため、アルコール度数の高いお酒を使うほうがいいでしょう。

長期保存熟成させる梅酒を作りたい場合は、なおさらアルコール35度以上の焼酎を用いるのが望ましい。
この場合は、梅を何年入れっぱなしでも大丈夫なのです。

2.2 風味にクセがないこと

一般的には、ホワイトリカーがいいとされている。

ホワイトリカーが推奨されるのは、無味無臭でクセがないため。
梅の風味を生かし、損ねないという理由からです。

しかし逆にいえば、クセのあるお酒であっても、梅と風味が合うものならばいいでしょう。
一風変わった梅酒を作りたいなら、試してみるのもありですね。

2.3 梅酒に使ってはいけないお酒

自家製の梅酒を漬ける上で、禁止されているお酒があります。
それは、アルコール度数20度未満のお酒を用いること。
これについては、酒税法という法律で禁じられています。

また、20度以上のお酒を使って梅酒を手作りすることは合法ではあるものの、これを他人に譲渡したり、まして販売などしてしまうと違法になってしまいますのでご注意を。

3. 焼酎の種類

さて、ここからは焼酎の種類について見ていきます。
焼酎とは具体的にはどんなお酒なのでしょうか。

基本的な分類などを知っておくだけでも、焼酎が選びやすくなります。

3.1 焼酎の定義

焼酎は蒸留酒。
原材料をアルコール発酵させて蒸留する。

蒸留とは、熱して沸騰させて出る蒸気を、冷やすことで液体にしてアルコールを取り出すこと。

ウィスキー、ブランデー、ウォッカなども蒸留酒だが、焼酎とは別に定義されている。

3.2 製法の違い

焼酎は蒸留方法の違いから、大きく2種に分類される。
・連続式蒸留焼酎
・単式蒸留焼酎

連続式蒸留焼酎を、焼酎甲類。
単式蒸留焼酎を、焼酎乙類という。

(1) 焼酎甲類とは

糖蜜や酒粕を原料とする。
連続式蒸留器で蒸留を何度も繰り返す製法。

蒸留を繰り返すため、アルコールの純度は高い。
これをアルコール度数36度未満にしたもの。

無色透明でクセが少ない。

梅酒づくりの定番である、ホワイトリカーも甲類。
ホワイトリカーは、糖蜜を発酵させて作られたもの。

(2) 焼酎乙類とは

米や麦、蕎麦などの穀類や芋類などを原料としている。
単式蒸留器で蒸留を一度だけ行う製法。

原料本来の風味が生かされている。
アルコール度数は45度以下。

泡盛も乙類で、黒麹を用いて作られたものをいう。
本格焼酎というのは、乙類の中でも条件付きで表示が許される。

なお、乙類のホワイトリカーというのもある。
乙類の場合は、ホワイトリカー(2)という表示がされている。
これはコーンスターチなどの精製穀類を原料にしたもの。

(3) その他

ほかに、混和焼酎というものがある。
甲類と乙類を混ぜられた焼酎で、その割合によって表記が変わる。

焼酎甲類乙類混和…甲類が乙類より多い場合
焼酎乙類甲類混和…乙類が甲類より多い場合

3.3 材料の違い

焼酎の分類は、主に製法の違いから。
そしてその性質からか、材料も違います。

(1) 焼酎甲類 (連続式蒸留焼酎)

焼酎甲類では、一般的に糖蜜や酒粕などを原料としている。
そこに水と酵母を入れて発酵させ、蒸留したもの。

(2) 単式蒸留焼酎(焼酎乙類)

焼酎乙類では、米・麦・蕎麦・芋を始めとして、穀類の麹や酒粕、酒類など様々な材料を原料として作られる。

麹を作り発酵させ、主原料となる材料を加えて発酵させる。
これ(あるいはこれら以外の酒類)を蒸留したもの。

・米焼酎
ほんのり甘くすっきりとした味わい。

・麦焼酎
すっきりとしてクセが少ない

・芋焼酎
芋独特の甘味と風味が濃厚で、クセが強い。

・泡盛
沖縄の焼酎を泡盛と呼ぶ。
独特のクセがあり、アルコール度数が高い。

ほかには蕎麦焼酎や黒糖から作る黒糖焼酎など、さまざまな原料から作られる焼酎がある。

焼酎には以上のように、いろいろな種類があります。
無味無臭の無難なホワイトリカーを使うのもいいし、梅と合いそうな好みの焼酎があれば、漬けてみるのもいいでしょう。

ただし、アルコール度数は確認しておきましょう。
度数が高い焼酎ならば安心ですが、低い場合には傷みやすいので、しっかり管理して漬ける必要があります。

4. 後記

さて今回は、梅酒に使う焼酎について調べてみました。
焼酎は種類も豊富なので、選ぶのは楽しいですね。

初めて梅酒を漬けるなら、まずは基本である甲類のホワイトリカーがいいでしょう。

ホワイトリカーは、無臭…とはいえ、アルコール臭がキツイと感じる方も多いかと思います。
この匂いが苦手だという場合もあるでしょう。

しかしこのホワイトリカーの刺激臭も、3年熟成すれば丸くなります。
個人的には、梅酒は3年寝かせるのが一番いいと感じます。

リカーのアルコール臭も、風味も旨味も、丸くなって一体感が出てくるのです。梅の実も3年くらいがおいしい。

ホワイトリカーだけでなく、好きな焼酎で漬けてみるというのも楽しいですね。
手作りの醍醐味は、好きにできること。
甘味は氷砂糖で調整すればいいので、いろいろと挑戦してみましょう。

それでは今回はこのへんで。
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。

あなたの梅酒がまったりとおいしくできあがりますようにヽ(´ー`)ノ

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