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梅酒に使うお酒を変えたいときに知っておきたい特徴と酒税法

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。

梅酒に使えるお酒を選ぶ。
梅酒を漬けるにあたって、
毎年定番の焼酎(ホワイトリカー)ばかりでは
ちょっと物足りない。

たまには違うお酒で漬けてみたいよね~
なんてこともありますよね。

でも特にお酒好きでもないし…
(飲むけど)
どれがいいんだか、さっぱり!

そんなあなた(私)のために、
お酒について調べてみることにしました。

 

ちなみに私は、日頃から家では
お酒をほとんど飲まない、という状況。

梅酒は3年超えたものが好きで、
気が向いたらほんの少しを割って飲むだけ。

外飲みのときには
ロックで梅酒を頼みますけども。
氷が入ってるので、少し薄まって
ちょうどいいですからね。

他はすっきりした日本酒を好み、
カクテルは結構好きで、ビールは飲めない。
ウイスキーは飲めなくはないけど
美味しいとは思わないし匂いが少し苦手。

そんな私の趣向で書いていきますよ~^^;

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梅酒に使うお酒

梅酒はいろいろなお酒を使って
作ることができます。

しかし使っていいお酒と、
使ってはいけないお酒。

そして、合うお酒と
合わないお酒があります。

酒税法を知っておこう

まずは酒税法の一部分ですが、
重要なので知っておきましょう。

日本では基本的に、
個人でお酒を作ることは禁じられています。

では、家で梅酒を作るって違法なの?

というと、そうではなく。

自家醸造については、
規定の範囲内であれば例外として
製造行為とはしないとされています。

つまり自分で飲むために、
酒税が課税されたアルコール分20度以上の
酒類を使って梅酒を漬けるのは、
例外として酒税法違反にはならないのです。

 

ただし、穀物やぶどうなど、
使ってはいけない材料もありますので
詳しくはこちらへどうぞ。

うっかりぶどうを漬けたり、
アルコール度数20度以下のお酒を使うと
アウト!ということなので
気をつけましょうね。

なお、アルコール度数を表す
「度」と「%」は同様の意味です。

お酒のラベルでアルコール度数を
確認しましょう。

梅酒に合うお酒とは

梅酒に限らずですが、
果実酒を漬けるときにはアルコール度数が
高いほうがいい。

それには2つの理由があります。

  • 梅の成分を引き出しやすい
  • 長期保存ができる

さらに、梅の風味を活かすならば、
これを邪魔しない無味無臭のお酒がいい。

 

こういった理由から、

梅酒に使うお酒の定番は
アルコール度数が35度で無味無臭である
焼酎(ホワイトリカー)なのです。

 

さて、梅酒に使えそうなお酒は
他にどんなものがあるのでしょう。

ここからは、
梅酒に合うか合わないかは別として
お酒の分類と種類とをまとめますので、
梅酒を漬けるときの参考にどうぞ~。

お酒の分類と種類

お酒とは、果実や穀物などを
アルコール発酵させたもの。

果実は、ぶどうやりんご、さくらんぼなど。
穀物類では、米・麦・トウモロコシなど。

そのほかにも、さつま芋やサトウキビ、
蜂蜜など、さまざまなものから作られる。

そして原料は同じでも、
製法の違いによって違うお酒になるのです。

 

  •  醸造酒
    原料を発酵させたもの。
    日本酒・ビール・ワイン・蜂蜜酒など。
  •  蒸留酒(スピリッツ)
    醸造酒を蒸留したもので、アルコール分が高い。
    焼酎・ジン・ウォッカ、ウィスキーやブランデーなど。
  • 混成酒
    酒を調合などしたもので、リキュールなど。
    意外なところでは、酒税法では味醂(みりん)もここに分類される。

それでは、それぞれを詳しく見ていきます。

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醸造酒

果実や穀物などの原料を発酵させたもの。

醸造酒のアルコール度数は低めで、
高くても20度くらいまで。

そのため基本的には、
梅酒の材料としては向かないお酒が多い。

 

◇ 果実酒

ぶどうやりんごなどの果汁を、
自然発酵させたもの。

ぶどうのお酒はワイン、
りんごはシードルといわれる。

ワインのアルコール度数は、10~15度。

なお、ワインにブランデーを加えた
ポートワイン(酒精強化ワイン)は、
アルコール度数が19~22度。

20度以上のものであれば、
梅酒に使うこともできるでしょう。

 

◇ ビール

主に大麦の麦芽を原料とし、
ビール酵母で発酵させたもの。

アルコール度数は、5度前後。
もちろん梅酒に使ってはいけない。

 

◇ 日本酒

主に米と麹を原料とし、発酵させたもの。

酒税法において、
アルコール度数が22度未満のもの。

一般的に販売されているのは
15度前後のものが多い。

これでは梅酒を漬けてはいけない。

 

日本酒の原酒であっても、
多くは17とか19度であったりするので、
日本酒で梅を漬けるときには
必ず20度以上であることを確認しましょう。

 

近年では、梅酒用・果実酒用として
アルコール分20~21度の純米原酒などが
販売されています。

日本酒を使いたい場合には
このようなものを選ぶといいでしょう。

蒸留酒(スピリッツ)

醸造酒を蒸留したもので、
スピリッツ(英語)ともいう。

蒸留は、発酵液を熱にかけて蒸発させ、
冷やしてアコール分などを取り出す製法。

これを繰り返し行うことで、
高いアルコール濃度のお酒ができる。

このため、蒸留酒にはアルコール度数が
高めのものが多い。

 

度数は一番高いもので96度まで。
…もはや危険物ですね…。

ちなみに度数が67度前後から、
危険物に該当することがあるようです。

 

蒸留酒は色によって
区別されることもあります。

  • ホワイトスピリッツ
    蒸留時のまま、無色透明なもの。
    焼酎、ジン、ウォッカなど。
  • ブラウンスピリッツ
    蒸留したあと樽で熟成させ、色づいたもの。
    ブランデー、ウィスキーなど。

 

◇ 焼酎

日本で生産される蒸留酒。

アルコール度数は甲類で36度未満、
乙類で45度以下。

 

焼酎の主流は乙類で、
20~25度数のものが多い。

梅酒を作るときの定番は、甲類焼酎の
ホワイトリカーで、35度あります。

ホワイトリカー以外の焼酎でも
梅を漬けることはできるのですが、

クセの強い焼酎は
梅の風味と合わないものもあるでしょう

 

◇ ブランデー

果実酒(ワイン)を蒸留したもの。
原料は主にブドウ。
他にりんごやさくらんぼなどもある。

アルコール度数は、40~50度と高い。

ブランデーの中でも
「V.O」は、熟成させた古いもので
アルコール度数は37度。

とても香りがよく、
梅酒づくりにもよく用いられます。

 

◇ ウィスキー

大麦・ライ麦、トウモロコシなどの穀物を
原料としたもの。

アルコール度数は、40~60度。

 

◇ ウォッカ(スピリタス)

主に麦などの穀物や、じゃがいもなどを
原料としたもの。

アルコール度数は40~96度とかなり高め。

クセは少なく、無味無臭。

 

◇ ジン

主に大麦やライ麦、じゃがいもなどを
原料とする。

アルコール度数は、40~50度。

クセは強くない。

 

◇ ラム

サトウキビを原料として作られる。

アルコール度数は、40~75度。

よく果実酒に用いられ、
梅酒を作るのもよいようです。

 

◇ テキーラ(メスカル)

リュウゼツラン(竜舌蘭)という
植物の絞り汁から作る。

アルコール度数は、35~55度。

 

混成酒(再製酒)

醸造酒や蒸留酒を原料に、
果実や香草などで風味を移したり、
混ぜて糖類などを加えるなどして
調整したお酒。

 

◇ リキュール

蒸留酒に、果実や香草類、
甘味料・着色料などを入れて調整したもの。

カクテルなどに使われる。

アルコール度数は
15~70度くらいと幅広い。

 

◇ 味醂(みりん)

もち米と米麹に、
焼酎か醸造用アルコールを加えて作られる。

みりんは調味料というイメージが強いが、
そもそもは酒類。

糖分を40~50%くらい含み、
アルコール度数は14度くらい。

カクテルにも使われるようだが、
このままでは梅酒には使えない。

そもそも、梅をみりんに漬けるの?
と思うかもしれないですね。

 

そのむかし、まぼろしの「みりん梅酒」
というものがありました…笑。

みりんで梅を漬けると、
とてもおいしい梅酒になるようです。

しかし普通の本みりんで梅を漬けると
法律違反になってしまうのですよね…。

そこで、梅酒用に作られた
みりんがありました!

 

「酒精強化みりん」

純米みりんに本格焼酎を加えることで、
アルコール分を20~21度にしたもの。

みりんはそもそも半分くらいは糖分なので、
梅を漬けるときには、
甘味類の添加は一切要らないようです。

ちょっと変わり種ですが、
一度は試してみたいものですね。

後記

今回は、梅酒に使うお酒を選ぶために、
お酒の種類について調べてみました。

ウチではずっと、梅酒はホワイトリカーで
漬けていたのです。

けれども独特のアルコール臭が
いつもキツいと感じていました。

それで毎回、3年を超えてから梅を食べたり
梅酒を飲んだりしていたのです。

そんななか、知人の勧めで
ブランデーのV.Oを使うことに。

それまではブランデーというと、
強いお酒で香りがキツイ、
というイメージだけがあったのですけど、

どうやら食わず嫌い?だったようで。

とてもいい香りで、満足。

そしてラム酒で漬けることも勧められ、
これはまだ漬けそこねているのですけれど
来年こそはラムで挑戦しますよ。

ウチはお酒というよりも、
漬けた梅の実を食べるのが楽しみで
漬けています。

もちろんお酒も飲みますけど…ちびちびね。

そうして十年超えの梅酒が
熟成されるのです…笑。

それでは今回はこのへんで。

ここまでお付き合いくださいまして
ありがとうございます。

梅酒に使うお酒を
たまには変えて楽しみましょ~ヽ(´ー`)ノ

この記事を書いた人
のらうめ

梅を漬けるのが大好き。
いろいろなことを調べたり実践したりするなかで、成功や失敗、わかったことなどを含めて書いています。
梅の時期は短いけれど、生梅の香りや漬ける楽しさを、ぜひ広くおすすめしたい。

そのほか管理人のプロフィールはこちらから。
>> https://mekurie.jp/profile/

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