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梅のサイズと重さと個数。その目安を知っておくととても便利

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

梅のサイズと重さの目安。梅2kgは何個くらい?

梅は旬の5月から6月にかけて、
スーパーなどの店頭で見かけるように
なります。

それはだいたい1kgなど、重さの単位で
売られていることが多いですよね。

そしてだいたい梅の大きさごとの
サイズ分けになっていることが
多いでしょう。

梅の大きさはそれぞれ好みですが、
梅のサイズが変われば個数が変わります。

 

同じ1kgの梅であっても、
小さいサイズのものは数が多く、
大きいサイズのものは数が少ない。

これは当たり前のことですが、
ならば実際、どれほど違うものなのか。

実際に梅を漬けるときには、重さよりも
数を重視したい場合もあるでしょう。

 

ウチでは毎年、今年は何キロ漬けようか…と、
かなり大雑把なのですが、
場合によっては数が何個は欲しいなぁ~
ということもある。

例えば、毎日弁当に入れるから~とか、
毎日一個は食べたいから…とか。

そうすると何キロという単位ではなく、
何個という数の単位で考えたいですよね。

そういうことで今回は、
梅の大きさと重さ、個数について
調べていくことにしますよ。

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梅のサイズ

梅のサイズは、規格で大きさの範囲が
決まっており、ほとんどの業者さんは
その一定の規格サイズで出されています。

そんな中、お店によっては独自のサイズ設定
のところもあるようなので、必要ならば
お店の人に確認してみるといいでしょう。

そもそも梅は自然のものなので、
大きさはバラバラなのが普通です。

大きさを揃えたい、というのは人間の我儘
なのですが…それはさておき。

サイズが揃っていると、
使い勝手や漬かり具合もよく、
なにかと便利ということもあるのでしょう。

 

一定の規格サイズの梅を選別するのは、
概ね機械によるもの。

梅の選別機は、ドラムと呼ばれる穴の空いた
台の上で、梅を転がして落とします。

そうすることにより、だいたい統一された
大きさに選別できるというものです。

 

梅は完全な球体ではないために
多少のサイズ差は出るようですが、
実際に梅を漬けるときは何の問題もなし。

これから規格サイズや個数の計算など
一定の数字を書いていきますが、
自然のものは同じにはならないので、
だいたいの目安として捉えてくださいな^^

梅の規格サイズ

梅のサイズ規格は次の通りです。

◇ 梅のサイズ

サイズ 大きさ
4L 4.5cm~4.9cm未満
3L 4.1cm~4.5cm未満
2L 3.7cm~4.1cm未満
L 3.3cm~3.7cm未満
M 3.0cm~3.3cm未満
S 2.7cm~3.0cm未満

これは梅のサイズであって、
梅干し(完成品)のサイズとは違うので
間違えないように~。

小梅の規格サイズ

小梅のサイズ規格は次の通りです。

◇小梅のサイズ

サイズ 大きさ
2L 2.3cm以上
1.9cm~2.3cm未満
1.75cm~1.9cm未満
1.75cm未満

もちろんここに記載しているサイズに
当てはまらないものもありますが、

それは規格外のもの、
ということになるのでしょう。

規格サイズと個数からの重さ

梅のサイズと共に、
梅1個の平均的な重さがわかれば
便利なこともあります。

例えば、梅のサイズと個数がわかっていれば
だいたいの重さがわかるので、

たとえ梅の重さを量る秤がなくても
なんとか漬けられます。

そこで1個の重さを元に、
50個までの単純計算をしてみました。

◇ 梅の規格サイズと個数からの重さ

サイズごとの梅1個~50個の重さ

サイズ 1個 10個 20個 30個 40個 50個
4L 45g 450g 900g 1,300g 1,800g 2,250g
3L 35g 350g 700g 1,050g 1,400g 1,750g
2L 25g 250g 500g 750g 1,000g 1,250g
L 20g 200g 400g 600g 800g 1,000g
M 15g 150g 300g 450g 600g 750g
S 10g 100g 200g 300g 400g 500g

サイズごとの梅60個~100個の重さ

サイズ 60個 70個 80個 90個 100個
4L 2,300g 3,150g 3,600g 4,050g 4,500g
3L 2,100g 2,450g 2,800g 3,150g 3,500g
2L 1,500g 1,750g 2,000g 2,250g 2,500g
L 1,200g 1,400g 1,600g 1,800g 2,000g
M 900g 1,050g 1,200g 1,350g 1,500g
S 600g 700g 800g 900g 1,000g

実際の梅を集めた場合に、
同じサイズでも大きさに多少偏りがあれば
重さも変わりますので、
単なる目安のひとつとしてご利用ください。

また、外側から見えない種の大きさに
よっても、一個の重さは多少変わるかも…?

 

小梅は資料がなかったので割愛。
資料が見つかれば追記します。

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規格サイズと重さからの個数

次は梅のサイズと重さからの
1kgあたりの個数について。

これがだいたいわかると、
数を漬けたいときには便利です。

例えば個数を基準にして、
今年は何キロくらい漬けようかな~
という逆算もできますね。

ここでも1kgあたりの個数を元に
10kgまで計算してみました。

◇ 規格サイズと重さからの個数

サイズごとの梅1kg~5kgあたりの個数

サイズ 1kg 2kg 3kg 4kg 5kg
4L 23個 46個 69個 92個 115個
3L 30個 60個 90個 120個 150個
2L 42個 84個 126個 168個 210個
L 52個 104個 156個 208個 260個
M 70個 140個 210個 280個 350個
S 100個 200個 300個 400個 500個

サイズごとの梅6kg~10kgあたりの個数

サイズ 6kg 7kg 8kg 9kg 10kg
4L 138個 161個 184個 207個 230個
3L 180個 210個 240個 270個 300個
2L 262個 294個 336個 378個 420個
L 312個 364個 416個 468個 520個
M 420個 490個 560個 630個 700個
S 600個 700個 800個 900個 1,000個

実はよく見ると、
先程の1個の重さからの計算と
この個数での数値は数が合いません。

しかしそこは、個体の大きさの幅や重さの
違いなどがあるので致し方ないところ。

ちなみに1個の重さからの計算上での
個数の誤差は、1kgあたり次の通り。

4Lサイズで1個
2L・Lサイズで2個
Mサイズで4個

たいした違いはないですが、
当然ながら量が多くなると
誤差も大きくなりますよね。

まぁ、あくまでも目安ということで
ご利用くださいな。

 

通販されている各業者さんの表示を見ても、
やはり業者さんごとに違いがあります。

品種の差や育つ環境の差などもあるのかも
しれませんが、どのみち自然のもの。

確かな数字を求めるのは難しいことなので、
大雑把に捉えておきましょう。

梅は水分を含んだ時と抜けたときとでも
随分と重量が変わるものですしね。

 

小梅については、
個数に関しても資料がなかったです。

小梅の大きさもピンキリですからねぇ。

ウチで小梅をつけたときにでも、
だいたいどのくらいのサイズで数なのかを
数えてみればよかったのですけど…

小梅の個数を数えるのはけっこう大変^^;
まぁ~たくさんありますよ(笑)

梅の大きさと重さから個数を確認してみた

かっちり丁度いい数にはならなくても、
計算上の数値であっても、あるていどの目安
としては大いに使えるな~と思います。

実際、試しに数えてみたのです。

だいたい同じ大きさの梅を揃え、
1kgずつ数えてみましたよ。

知人からもらった梅でサイズはバラバラ。
これを私が見た目で分けて、
その中の平均くらいの梅の大きさを
測ったので正確性は微妙ではありますが…

 

[例1]
大きさ: だいたい3.5~4.0cmくらい
1kgあたり:43個、42個 (2kgで85個)

この大きさだとサイズはだいたい2Lくらい。

上の一覧表から、2Lサイズで1kgなら42個、
2kgなら84個とありますが、
だいたい合いますね。合いすぎるくらい。

 

[例2]
大きさ: 例1より大きいもの(メモ紛失)
1kgあたり:36個、37個 (2kgで71個)

大きさをメモしておいたはずが見当たらない
ので、正確なサイズはわかりませんが…

サイズを2L~3Lの間と仮定すると、
上記一覧表から1kgなら30~42個、
2kgだと60~84個。

数字の間を取ると、1kgで36個、2kgで72個
となり、近い数字になっていますよね。

 

梅を漬ける量を個数で決めたい場合には、
数字の目安はなかなか有効な手段かと
思います。

今回はすごく近い数字になりましたけど、
梅によっては誤差が大きく出る場合もある
ことはご承知おきくださいね。

まとめ

今回は梅の規格サイズと、そこからの
梅の個数と重さについて書いてみました。

    • 梅には大きさでサイズの規格がある
    • 規格は0.3~0.4cm程度の幅ごと
    • サイズごとに梅の一個の重さの目安がある

そこからサイズごとの梅の個数と重さ、
重さからの個数を大まかに計算してみました。

 

ただし、このサイズ規格は全てに共通
というものではなく、お店によって
独自のサイズ設定で販売されている
ところもあります。

また、梅は自然の産物なので、数値は
だいたいの目安と捉えておきましょう。

ここで紹介したことが全てではなくとも、
漬ける量を決めるための参考くらいには
なることでしょう。

 

今年はどのくらい漬けるといいかな~とか、
このくらい漬ければ一年はもつよね~とか、

事前に考える手段の一つとして
ご利用いただけると幸いでございますよ。

では今回はこのへんで。

 

ここまでお付き合いくださいまして
ありがとうございます。

梅を漬ける量が
無事に決まりますよ~にヽ(´ー`)ノ

ちなみにウチでは毎年、
行き当たりばったりですよ~ぅ(笑)

この記事を書いた人
のらうめ

梅を漬けるのが大好き。
いろいろなことを調べたり実践したりするなかで、成功や失敗、わかったことなどを含めて書いています。
梅の時期は短いけれど、生梅の香りや漬ける楽しさを、ぜひ広くおすすめしたい。

そのほか管理人のプロフィールはこちらから。
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