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梅の花の香りってどんなもの?実の匂いとはまたちがうもの。

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

梅の香りというと、大きく2種類があります。

・梅の花の香り
・梅の実の香り

私は梅の実の香りを先に知っていました。

若い実はさわやかなりんごのような香り。
熟した実はあまい桃のような香り。
部屋に充満していると、とても幸せな気分になるのです。

きっと花も同じような香りなのだろうと思っていました。
しかしそれは全く違いましたね。

また違った甘さのある香り。
なんというか、植物の香気が混ざった甘い香りという感じ。
…わかりにくいですね~^^;

てことで、今回は梅の香りについて書いてゆきますよ。

1. 梅の花の香り
1.1 梅の花の香り分析
1.2 梅の花の香り成分
2. 梅の実の香り

3. 品種で香りは違う
4. 製品に使われる梅の香り
4.1 梅の香りがするもの
4.2 食品の梅の香り
4.3 梅干しの香り
5. 後記

では一つずつ参りましょ~。

1. 梅の花の香り

梅の花の香りについて調べてみると、実際に分析したという記事が出てきました。

1.1 梅の花の香り分析

花王の研究

2010年1月。
“花王独自の香り解析技術で、梅の花の香りを分析”

自然のままの梅の香りを採取して解析が行われた。

そもそも梅の花の香りを採取するというのは難しいものらしく、花を摘むなど外的ストレスを与えると、香りが変化しやすいのだという。
そのため花を摘むことなく、自然に咲く梅の花を対象に香りの採取が行われた。

その結果、次のようなことがわかったそうです。
※香りの採取、測定の対象は13品種。

・開花の段階によって香りが違う。
・開花時間による香気量の変化。
・香気量が一番多い品種は南高梅。

・最高のフレッシュな香りを放つのは開花直後の朝。
・品種によって香りは異なる。
・白梅と紅梅とでは明らかに香り成分に違いがある。

これにより花王は、最高時の南高梅の香りを再現するための23の主成分と、香りの印象に影響する72の微量成分が明らかになったとしています。

1.2 梅の花の香り成分

白梅の香りの主成分は、酢酸ベンジル(ベンジルアセテート、benzyl acetate)というもの。
これは多くの花の主成分として知られる。
特にジャスミンやイランイラン、クチナシなどの精油に用いられる。

他には次のようなものも。

・ベンズアルデヒド(benzaldehyde)
アーモンドや杏仁の香り成分。

・オイゲノール(eugenol)
シナモンやバナナなどにも含有される。

その他にもさまざまな成分が含まれており、香りを再現するためには主成分と微量成分の割合などが重要だということです。

2. 梅の実の香り

梅の花、梅の実。
この2つの香りは、匂いを嗅いだ感覚的には違うものだと感じます。
しかし成分的にはどうなのでしょう。

先程と同じく、花王が梅の実の香りについても研究されています。

2010年11月。
“梅の完熟果実について、香りと、遺伝系統との関係を確認”

9品種の完熟落果盛期直前の果実を分析。

結果としてわかったのは次のようなこと。
・品種によって香気量は大きく異なる。
・完熟果実の香りには幅広いバリエーションがある。

そして香りの特徴と成分の割合などから、次の4グループに分類された。
・アップル的なピーチのような香り
・フレッシュなリーフィーグリーンのような香り
・軽いリキュールのような香り
・マンゴー様のトロピカルフルーツの香り

同グループ内には遺伝的に系統が近い品種が集まった。
このことから、梅の実の香りは遺伝の影響があるということが示されたのです。

3. 品種で香りは違う

梅の花の香り
梅の実の香り

これらはそれぞれ違う香り。
そして品種ごとにもまた、香りが違うということがわかりましたね。

これまでは「梅」という大きな括りで香りを楽しんでいました。
しかしこれを知ったからには、ぜひ品種ごとの香りを確かめてみたいもの。

梅花の香る頃、観梅に出かけた時には各種の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

4. 製品に使われる梅の香り

本物の梅の香りを抽出するのは難しい。
だからそれらしい香りに近づけて香りを調合する。
そうして作られた香りは、さまざまな製品に使われていますね。

4.1 梅の香りがするもの

世の中で「梅の香り」を含ませたものが、どれほどあるのか。
一体どんな商品があるのか探してみました。

・香水、オーデコロン
・香、練香、線香
・精油(エッセンシャルオイル)
・ボディーシャンプー
・ボディークリーム
・ハンドクリーム
・匂い袋
・ルームフレグランス、芳香剤

いろいろありますね。
「梅の香り」と書かれていても、その香りのイメージは、やはり一つではなく。
梅の花だったり梅の実の香りであったり。

そして忘れてならない?のは「梅干し」です。

4.2 食品の梅の香り

食品の香り付けで「梅」となると、梅干しのイメージの香りであったりします。
しかしそれだけではないですよね。

梅干しに欠かせない(?)もの。
赤紫蘇とともに漬けた梅干しの香り、もありますよね。

・梅風味
・梅しそ風味
・梅かつお風味
など。
これらは飲料や菓子、おつまみなどでよく見かけます。

4.3 梅干しの香り

実際に赤紫蘇を入れていない梅干しの香りは?
というと、ほのかに梅の実の香りがします。

梅干しにしてしまうと分かりづらいかもしれないのですが、注意深く香りを意識して食べてみましょう。
塩だけで漬けた梅干しがわかりやすいかな。

特に梅干しの種が一番わかり易いでしょうか。
梅干しの種をなめていると、梅の種の中に含まれていたエキスが出てきます。
梅の風味と塩分とが絡んで美味しく、そしてこれがとてもいい香りがするのです。

当たり外れがあるのか、すべての梅干しがそうだとはいいきれないのですが、普通に塩で漬けた梅干しなら、たいていそのように楽しめるかと思います。

5. 後記

今回は、梅の花の香り…だけに留まらず。
梅の実とか、種の香りについてまで書いてしまいました。

毎年ながら梅の実の頃、部屋に梅の実の香りが充満するのがとても嬉しい。
その香りに包まれて、昼寝をしたいくらいです^^
しかしその香りはあまり長くはもたないもの。
せいぜい2日くらいでしょうか。

梅の花の香りは、春先にほんのり香るもの。
ずっとその香りに浸っていたいけど、これもそうはいかないですよね。

いい香りって、その時だけだからいいのかな~とも思います。
その空間に広がる芳香は、何にも代えがたいもの。
だからこそ、毎年出会えることが楽しみなのです。

そのとき、そのときの梅の香りを堪能していきましょう。

それでは今回はこのへんで。
ここまでおつきあいくださいましてありがとうございます。

梅ちゃんぶらぼー!ヽ(´ー`)ノ♪

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梅の花
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~メクリヱ~ 梅が香のめくる恵みのめじろおし
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