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干し梅の作り方は、ひたすら乾燥。種を抜くと食べやすいよ。

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

ちょっとしたおつまみに、熱中症予防のおやつに。
旅行やキャンプなどにも、ちょっと持って出るのに便利な干し梅。

市販の干し梅もいろいろあるけれど、自分で作ってみるのもいいものです。
何が入っているのか、どんな味なのか、よ~くわかりますからね。

ということで、今回は干し梅作りについて書いていきます。
それでは一つずついってみましょう。

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干し梅とは

梅干しをさらに干して乾燥させたもの。
あるいは、加工した梅を干して乾燥させたもの。

味は当然ながら、元の梅の味が濃縮されます。
塩っぱいものはより塩っぱく。
甘酸っぱいものはより甘酸っぱく。
甘いものはより甘く。

これを考えながら作ってみましょう。

どんな梅を干すのか

この記事では、天日で干し梅を作る方法を書いていきます。
そこで考えるのは2つ。

(1) どんな状態の梅か

干し梅にするにはまず、生の梅ではいけません。
あらかじめ何かしらの加工がしてあることが前提です。

それは長時間、数日間において天日のもとに晒すのですから。
その間放置していても傷まない状態の梅が適しています。
回りくどい言い方をしましたが、何かしらの加工がしてあれば大丈夫です。

(2) どんな味の梅か

もう一つ考えるのは、先程も書いた味のこと。

通常の塩っぱい梅干しを、そのまま乾燥するまで干してしまう。
そうすると、そりゃあ塩っぱい干し梅が出来上がります。

当然ですが(笑)

干し梅は、通常ご飯などとともに食べる梅干しとは違い、単品で食べることを考えます。そう思うと、少々甘味のある方が食べやすいですよね。

梅干しから作る

梅干しから干し梅を作る場合。
梅干しは、すでに梅を加工してから干しているので、干し梅を作るにはうってつけ。

塩味の梅干しから作る

(1) 塩っぱい梅干し

・通常の梅干し

干した延長で更にそのまま干すことができるので簡単。
本来の梅干しの、塩っぱいままでよければそのまま干し上げます。
ただでさえ塩っぱいのが、濃縮された塩っぱさに。

(2) 酸っぱい梅干し

・減塩梅干し

減塩梅干しは塩分量によるのですが、塩分がかなり少なめの場合、塩っぱいというよりは酸っぱい梅干しになります。
それを更に干せば、それが凝縮した干し梅になります。

甘めの梅干しから作る

(1) 甘酸っぱい梅干し

甘いほうがいいなら、梅干しを塩抜きして砂糖などで漬け込み、甘めにする。
その後、乾燥するまで干せば、甘酸っぱい干し梅が出来上がります。

・通常の梅干しを甘くする場合
梅干し→塩抜き→砂糖で漬ける→干す

・減塩の梅干しに味を付ける場合
減塩梅干し→砂糖で漬ける→干す

甘味は砂糖でもはちみつでも、好みで入れてみよう。
ただし、いきなり砂糖などを沢山入れて漬けると、梅が極端に縮んでしまいます。
少し入れて一定期間置き、溶けたらまた少し入れて一定期間を置くようにするといいでしょう。

(2) 甘塩っぱい梅干し

塩と砂糖などで初めから甘塩っぱく作った梅干しがあれば簡単。
そのまま干します。

(3) 好きな味付けの梅干し

・通常の梅干しに味を付ける場合
梅干し→塩抜き→好みの調味液に漬ける→干す

・減塩の梅干しに味を付ける場合
減塩梅干し→好みの調味液に漬ける→干す

調味液というのは、調味料で好みの味を調合したもの。
この調味液に一定期間漬け込むことで、梅干しに味を染み込ませます。

その他の加工した梅

干し梅は、梅干し以外の加工した梅からも作れます。

たとえば…
・梅漬け
・梅酒の梅
・梅シロップの梅
・酢漬けの梅
・味噌漬けの梅
など。

このように加工してある梅は、梅の水分が抽出されて保存が効く状態なので、大概のものは干せるでしょう。
好みの味の干し梅を求めて、いろいろな梅で作ってみるのも楽しいですね。

ただし、梅は漬け方などによって保存性はいろいろです。
試してみるときには、時折様子を見ながらやりましょう。

ではいよいよ次から、干し梅の作り方です。

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干し梅の作り方

梅の加工状態は違えども、干し梅の作り方はだいたい同じ。
作り方といっても天日で干すだけですが、手順を説明していきます。

梅の準備

まずは加工梅ありきで説明を始めます。

〔梅の準備〕

・梅干しの場合
そのまま。

・その他の加工梅の場合
液体に浸かっている状態のものなら、液体を切る。

水切りザルなどに上げておき、液体がボタ落ちしなくなるようにしておきます。

梅を干す

天候のよい日を選んで梅を干す。

梅干しはすでに乾燥しているのでいいのですが、加工梅の場合は梅に多くの水分が含まれています。
この状態の梅は干し上がりに時間がかかるため、洗濯物がよく乾くようなカラッとした日を選ぶといいでしょう。

〔梅を干す手順〕
(1) 梅をザルに並べる
(2) 干す
(3) 夕方取り込む
(4)一時保管
これを数日間繰り返す。

〔梅を干す工程〕

(1) 梅をザルに並べる
梅干しを干すとき同様に、梅と梅との間を空けて並べる。

(2) 干す
日当たりのよく、風通しのいい場所に干す。
ザルの下にも風が通るように、台を置いてザルを置くなどするとよい。

(3) 夕方取り込む
梅干しのように夜露に濡らすことはしないので、夕方取り込む。
できれば、日が暮れかけ気温が下がり、空気が湿ってくる前に取り込むとよい。

(4) 一時保管
干すことを中断する時には、瓶やビニール袋などに一時保管する。
ここで梅酢や漬け液などに戻すことはしない。
せっかく乾いた梅がまた濡れてしまうと、また乾かすのに時間がかかるため。

(5) 繰り返し
数日間、(1)~(4)の干し作業を繰り返す。
そして梅の水分が抜けて乾燥し、梅の果肉が締まって(縮んで)くれば、次の工程へ。

※種が入ったままがよければ、このまま干す作業を続ける。
好みの干し加減になれば、完成です。

種を取り出す

梅の実が締まってきたら、カラカラになる前に種を取り出す。

〔種を出す手順〕
(6) もみもみする
(7) 皮を少し切る
(8) 種を取り出す
(9) 穴をふさいで形成する

〔種を出す工程〕

(6) もみもみする
皮が破れないように梅をもむ。
身が種から離れやすくなるため。

(7) 皮を少し切る
梅のなり口から、実のくびれに沿って最小限に皮を切る。
皮の破けたところがあるならそれを利用する。

(8) 種を取り出す
小さめのスプーンを使い、種を取り出す。
なかなか身が離れないものもあるので、慎重に。

(9) 穴をふさいで形成する
種を取り出したあとがわからないように、
楊枝などで中身を内側に入れ、皮をきれいに閉じる。
丸くなるように形作ると仕上がりがきれい。

更に干す

種を抜いて形成した梅をザルに並べ、再び干す。

干し作業は(1)~(4)と同様に繰り返す。
(1)梅をザルに並べる →(2)干す →(3)夕方取り込む →(4)一時保管

干し加減は柔らかめや固め、カリカリなど。
好みの状態になれば干し作業完了。

保存

保存は瓶やビニール袋など、適宜好みの容器で。
ただし、金属製の容器は使わないこと。

なるべく空気が入らないようにするといいでしょう。

どのくらい保存できるかは、元の梅の加工状態にもよるし、干し具合にもよる。
たいていのものは大丈夫だと思いますが、心配ならば冷蔵庫で保管のこと。

干し梅のサイズ

干し梅は、乾燥するまで干し切るのに時間がかかります。

・加工のことを考えれば。

小ぶりで果肉が薄いものが乾きが早く、作りやすい。

・食べるときのサイズを考えてみると。

塩っぱい干し梅ならば、小ぶりのほうがほどよく。
甘めの干し梅ならば、お好みの手頃なサイズがよさそう。

肉厚の梅は食べごたえがあります。
塩っぱすぎず甘すぎず、ほどよい好みの味で作るといいかも。

ただやはり難点は、干すのに多少の時間がかかること。
時間を短縮させようと思えば、暑くてカラッとした晴れの日が続くときが狙い目。

市販の梅干しで作れるか

市販の梅干しにはいろいろなタイプのものがあります。

塩だけで漬けたものなら、たいてい天日干しで作れるでしょう。
極端な減塩の梅干しで、かつ冷蔵保存とされているものは避けたほうが無難。

もしどうしても干し梅にしたいのなら、天日干しはやめておきます。
オーブンレンジや乾燥機などを使うなどし、短時間で仕上げるほうが安心です。
心配なら、少量だけで試しに作ってみたほうがいいですね。

後記

干し梅は市販のものが沢山出ていて、いろんなタイプのものがありますね。
沢山の商品のなかで、自分の好みを探すのもなかなか大変。

それなら、自家製でいろいろと試しに作ってみるのがいい。
試行錯誤して作ってみるのも手間暇のかかることだけど、案外楽しいものです。

干し梅は、梅干し作りや梅の加工の延長でできることなので、気が向いたらやってみてくださいな~。

では今回はこのへんで。
ここまでお付き合いくだりありがとうございます。

あなたの好みの干し梅さんが出来上がりますよ~にヽ(´ー`)ノ♪

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