梅の言葉は長い年月にわたって、季節とともに使われてきた。

梅の言葉

梅はその日の難のがれ、ということわざは理にかなっている。

梅はその日の難逃れ、というのを耳にしたことがあるでしょう。これは昔から言い伝えられている諺(ことわざ)の一つで、梅干しを食べれば一日を無事に過ごせるというもの。梅で難逃れというのは、ただの迷信などではなく、裏付けのある理にかなった言葉だったのです。
梅の言葉

梅という漢字の成り立ちは音から作られ、形は意味に通じる。

梅という漢字の成り立ちは、中国の言葉から作られた。2つの字を組み合わせ、意味をもせた会意文字であるとともに、木の形とマイという音とを組み合わせた形声文字である。梅という漢字は旧字体や異体字もあるが、書物に初めて記されたウメの意を持つものは他にある。
梅の言葉

梅の花言葉は、その姿や情景、伝承からイメージされている。

梅の花言葉は、きっと日本人が根本的に理想とするところ。けがれなく清らかで、苦難に耐え忍び、忠実にものごとを行うこと。文章で羅列してしまうと、息苦しささえ感じる。梅の花言葉は美しいが、それは梅花そのもの。春の訪れを感じながら、ゆるりと眺めるのがいい。