梅を使って手作りしたいものは?
梅を扱う目的は、それぞれにあることでしょう。
梅で何を手作りするにしても、知っておくといいことがあります。
それは梅の実そのものだったり、梅を扱うための道具についてだったり。
梅というものは少々独特な性質があるので、それらを知っているかどうかで結果が違ってくることがあります。
知っていることで失敗を回避できたり、うまく仕上がったり。
あるいは知らないことで失敗につながってしまうこともあります。
梅を使った手作りを始める前に、知っておくと安心なことを抑えておきましょう。
梅しごと
梅についての一連の作業のことを、一般的に「梅仕事」といいます。
梅の実を収穫し、漬け込んだり干したりと、梅にまつわる全ての作業を指して使う言葉です。
その梅仕事に欠かせない梅の実は、一年のうちに限られた時期にしか収穫できないもの。
梅の実の旬の時期には、梅干しや梅シロップ、梅酒などを漬け込みます。
梅干しなどは一年を通して日常的に使うので、一年分の量をまとめて作るとなると大仕事になるのです。
しかし少量からも漬けられるので、あまり構えずに手軽に試してみることもできます。
たとえ量は少なくとも、失敗するとやはり嫌なもの。
なるべくそんなことにはならないよう、仕上げたいものです。
梅仕事の段取り
何をするにしても、まずは目的を決めて作っていくことになります。
何をどの方法で、どのくらいの量を漬けるのか。
また、そのためにはどうすればいいのか。
何かをする時には誰しもが自然にやっていることですが、わざわざ文章で書くと大それた面倒なことのように感じますね(笑)
でも、大丈夫。
好みや自分の要望を軸にして決めればいいのですから。
・梅を使って何を作るか「目的」を決め
・どのくらいの「量」を
・どの「道具(容器等)」を用いて
・どの「方法」で作るのか
しかし初めて作るのであれば、何をどうしたいかなんて言われても、漠然としか考えられないですよね。
何を作るにしても共通しているのは「梅」と「使う道具」。
この2点についてはまず知っておきたいところです。
梅を扱う
梅についての基本を知っていれば、失敗を極力避けることが出来るでしょう。
梅を扱うために知っておくといいこと3つ。
・梅の性質
・梅のサイズ
・梅の選び方
梅の性質については一番重要で、梅の性質を知っていれば失敗しなくて済むことはたくさんあります。
これを知らないからこその失敗、というものが多いということです。
特に梅は難しいということではなく、扱ってみると実感としてよくわかることばかりです。
わかるというのは失敗を通してわかる、ということなので、うっかりやってしまうと傷んじゃうよと(笑)
なので、事前に知っておけば判断に悩むこともないし、何かあっても慌てることもない。
たとえ梅を傷ませてしまったとしても、理由がわかる。
理由がわかれば、同じ失敗は避けられるし、次に生かすことができる。
そして梅の性質の他にも、サイズや選び方についても知っておくといいでしょう。
梅を漬けることに慣れてくると、自分の好みのものが作りたいと思うようになるので、サイズや梅の選び方について知っていれば役立ちます。
梅に使う道具
道具については、はじめからいろいろ揃える必要はないです。
梅仕事に合うもので、家に代用できるものがあればそれを使えばいいでしょう。
毎年続けようと思えば、必要なものを揃えていくようにするといいですね。
主に必要となるのは、梅を漬けるための容器と干すための道具。そのくらいでしょうか。
梅しごとに使う道具はその他にもありますが、それらはたいがい家にあるもので充分です。
梅を漬けるための容器については種類も大きさも様々。
昔から使われている定番の容器から、近年多く使われる便利な容器までいろいろ。
梅の性質は独特なものがあると言いましたが、これも道具選びに繋がります。
中には梅仕事には使わないほうがいい性質の道具などもあるので、知っておきましょう。
梅を漬ける容器について知っておくといいこと。
・容器の性質
・容器のサイズと種類
・容器を使う上での注意事項など
容器については毎年使うものなので、使い勝手などを考慮する必要があります。
どのくらいの量を漬けるのか、どの漬け方が自分に合っているのかで選ぶものが違ってくるのです。
毎年漬けるつもりでなかったり、ただ試しに梅を漬けてみたい場合には、低価格で保管場所も取らず、便利に使うことができるものもあります。
道具を持つには保管場所なども必要になるし、物によっては高価なものもあるので慎重に選びましょう。
おそらく多くの人が初めに使った容器を継続して使う傾向にあると思います。
しかし慣れてくれば、違う容器を使って漬けるのも楽しいものです。
梅とセット?のような赤紫蘇について
梅で手作りしたいと思うものの中で、一番難易度が高そうだと思われている、梅干し。
この梅干しのお供の定番といえば、赤紫蘇でしょう。
この赤紫蘇についても知っておくといいことがあります。
梅干しに入れる時期とか、どう処理して入れるとかね。
これも一見面倒に思えますが、やってみるとなんてことはないな~と思います。
やはり処理の手間は当然かかるのですが、食べる楽しみを考えると入れておきたいものです。
もちろん好みがあるので、入れても入れなくてもどちらでもかまわないものですけどね。
赤紫蘇は色付けの目的で使われますが、梅と一緒に漬けた赤紫蘇が好き!なんならこれ目的で漬ける!という方もいらっしゃいます(笑)
興味があれば、基本的な処理の仕方などを知っておき、いい赤紫蘇に出会えたら一緒に入れてみるといいでしょう。
後記
知らないよりは知っておくといいこと。
それらはちょっとしたことだったりもするけれど、失敗を回避するための役に立ち、自分好みに近づけることに繋がるでしょう。
梅を手作りするための詳細記事は下記からどうぞ。
あなたの梅ライフのご参考になれば幸いです。